仙台のペットホテル・ペットシッター ニャンワンクラブ  -2ページ目

仙台のペットホテル・ペットシッター ニャンワンクラブ 

仙台市青葉区八幡にある老犬老猫も預かるペットホテル ニャンワンクラブをご紹介します

ペットシッターとして働き始めてから、
私はこの仕事へと導かれていたのだと確信するようになりました。


50年も前の思い出ですが、、
農家向けの仕事をしていた父はとにかく動物好きで、
私に色々な動物たちと接する機会を与えてくれました。
牧場ではホルスタインのよだれにまみれ遊びましたし、
東北大の乗馬部ではだっこされて馬を撫でたり、
馬に乗せてもらったり。。
養豚農家に豚が生まれると一番小さい子を連れて帰りミルクを飲ませ、
大きく育てて母豚のもとに届けたり、
犬のペスとミーコに洋服を作って着せたり。。
それから、5歳ころでしょうか、木から落ちて羽の折れた幼いカラスを育て、
懐いたカラスを肩に乗せて歩いていたこともありました。
カラスはお利口で人の言葉をしゃべりましたから大好きでした。
私はいつも動物たちと遊んでいました。

小学生の頃の出来事ですが、
私の可愛がっていた愛猫ミーコが食欲を失くしていたのを見かね、
私は両親にミーコを病院に連れて行きたいと申し出しました。
しかしその日多忙だった母は、タクシーを呼ぶから自分で連れていくようにと
言うのです。
私は言われた通り、ミーコをバスタオルに包んでタクシーに乗り込みました。
するとタクシーの運転手さんが
「毛が散るから猫は乗せない」
「猫の病気がうつったらどうするんだ」
と文句を言い続けたのです。
私は悔しくて哀しくてミーコを抱きながら、
「犬や猫も乗せられるタクシーがあったらいいのに」
と泣きながら思ったのでした。

高校生の頃、両親の知人の息子さんが動物病院を開業なさり、
我が家のペットたちはそこで診てもらうようになりました。
長閑な時代でしたから、避妊手術の手伝いをしながら
ここを切開して、それが子宮、糸の結び方など
手術の進行を説明してもらったり、
予防注射の重要性や動物の飼い方などあらゆることを教えていただきました。
動物の専門学校などない時代でしたから、
自覚はしていませんでしたが、恵まれた環境だったのです。

そのような環境にあって、多くの経験を積みながら、
好きな動物のお世話に仕事の方向を変えていったのです。
お客様に云われてなったペットシッターでしたが、
育った環境や経験はすべてペットシッターになるためだったと
思えるようになったのです。