よくある質問 その3 | ニャンとかしまい豊川 活動ブログ

ニャンとかしまい豊川 活動ブログ

愛知県豊川市で地域猫活動を広めるボランティア団体「ニャンとかしまい豊川」の活動報告、お知らせなどを書いています

Q:  「不妊去勢手術ってしなきゃダメですか?」

A:  「はい、必ずして下さい」
(獣医師の診察、許可のもと。全身状態が悪い、基礎疾患があるなどの場合、手術の適応でない判断されることもあります)



手術をするメリット
病気を予防できる
(生殖器系疾患を予防できる)

発情による大きな鳴き声やマーキングがなくなる
(発情期には、メスは高い声で鳴いたり興奮状態になり、オスはスプレー行動が見られるようになります)

ストレスがなくなる
(発情しているのに交尾できない、というストレスがなくなります)

望まない妊娠を避けられる
(猫は計画的に子作りできません。オス猫だから手術しないで外に出ている人もいますが、知らないところでメス猫を妊娠させているかもしれません。オスでも手術してください)

感染症の予防
(交尾をすることで感染症にかかるリスクがあがります)

ケンカが少なくなる
(メスをめぐって争い怪我をすることがなくなります)

殺処分数が減る
(日本で殺処分されている猫の大部分は子猫、幼猫です)



手術をするデメリット
麻酔によるリスクがある
(手術するためには全身麻酔をかける必要があります。100パーセント、安全でリスクがない麻酔はこの世に存在しません。手術時間はオスなら5分、メスなら20分ほどと言われています)

太りやすくなる
(ホルモンバランスの変化により太りやすくなります。不妊去勢手術後は、専用のフードに変更する必要があります)





大切な愛猫に手術なんて痛い思いをさせたくない。
そう思う人もいるでしょう。
確かに、病院が好きな猫なんていませんし、手術は怖いと思います。(麻酔を掛けるので意識がある中で手術する訳ではないですが)


手術をするメリットとデメリット。
天秤にかけてそれでも手術したくない、と思うのであれば仕方ありません。(仕方なくないけど)

ただ、その判断がどこから来るものなのか?
誰のための選択ですか?
いま一度考えてみてください。



by torachi