小学2年生の夏。
私達家族は引っ越しをすることになった。
新しい環境、新しい学校…
次こそはいじめられたくない、
そんな気持ちでいっぱいだった。
最初は転校生ということでたくさん話してもらえたけれど、それもあっという間に終わってしまい、また私はいじめの対象になった。
「チビ」 「ぶりっこ」などの罵声。
私は背は本当に小さかったし、
ぶりっこと言われたのは声のせいだった。
アニメ声と周りから言われていたのだ。
自分では全く自覚がなかったが、その頃から自分の声を憎むようになってしまった。
そんな中。
小学2年生で私は恋をした。
初恋というものだった。
どうしても気持ちを伝えたくて、ラブレターを書いて渡すことにしたのだけれど…
いじめてくる子にバレてしまい、みんなの前で大声で手紙を読まれてしまった。
泣きながら、
「もうやめて…」
と、言うしかなかった。