長文になりますので、気になった方だけ読んでください。
残念ながら呆気なく負けて、早々に終わってしまいました。
でも私は彼女の試合を見たあと、彼女が本当に素晴らしかったなと、涙を堪えるのに必死でした。
というのも、彼女は小さい頃からとにかく運動が苦手で、走るのだけは随分早くなりましたが、道具を使うもの、技術のいるもの…つまりほとんど(笑)の運動が苦手でした。
そのことでバカにされたり、酷いことを言われ、深く傷つき、一時はかなり心がネガティブに荒んでしまっていました。
しかし彼女は、中学生になったのを機に新しい自分に生まれ変わろうと、意を決してバドミントン部に入部しました。
「運動が苦手」という自分に打ち勝ちたかったのです。
しかし運動が苦手な彼女は、ランキングを決める試合に負け続け、同級生の中でランキングはずっと最下位。
頻繁に休んで真面目に参加していない子も追い抜くことができず、ランキング上位の同級生にバカにされたり、雑用として扱われたり…
さらに、学年が上がると上手な下級生にも抜かれ、情けなくて、虚しくて、悲しくて、彼女はずっと苦しい感情に耐え、とにかく声だけは一生懸命出して、必死にやっていました。
そんな状態でしたので、試合は「下手で恥ずかしいから見にこないで!」と。
もちろん親ですから気にならないわけはないのですが、「3年生の最後試合だけ見に行こう」そう決めて、帰宅してから「お疲れ〜どうだった?」とだけ聞くようにしていました。
ただそのほとんどが負けなので、
「結果はどうあれ、ずっと踏ん張って続けてる○○はエライ。
悔しいのはわかるけど、痛みを知る人間は人の痛みが手に取るようにわかるもの。
この経験は素晴らしい経験。
バドミントンが上手くなるより、人としてずっと大切なものを得ている。 」
そう励まし続けました。
しかし奈落の底に落ちてる時の彼女は何を言っても受け止められず、泣いて私に八つ当たりすることも多々ありました。
なので、「そんなに嫌なら辞めて、他のことやったら?」とも言い続けました。
でも娘は頑として、「辞めない…最後までやらないときっと後悔する…」と。
そして彼女は、ついに昨日の引退試合に出場し、最後の活動日である今日まで続けました。
その間、いじめに近い経験をしたり、部活内での大ゲンカに巻き込まれたり、先生が投げやりな態度をしたり、その都度、彼女は泣いて荒れて、何度も本気で辞めようかと悩んでいましたが、
「途中で逃げて後悔したくない」
その思い一つでやり抜きました。
おかげで、娘は「自分は逃げない人間なんだ」という自信、「自分は絶対に意地悪はしない、言わない」という強い意志、「部活は大変だけど、運動は楽しい!」という意識の変化、そして部活を通して仲良くなった友達…
たくさんのものを得ることができました!
私は昔から、嫌なことからはそっこー全力ダッシュで逃げるタイプだったので(笑)、彼女の根性を「不器用だな…」と不憫に思うこともありますが、本当に尊敬しています。
そんな彼女の為に、昨晩は彼女の大好物だけどうちの食卓には滅多に出てこない(笑)、お刺身サーモンをたくさん並べました。
(もっと出してあげなさいよ
)
そして活動最後の今日は、サプライズプレゼントを机の上に置いておきました。
部活から帰ってきたらビックリしてくれるかな〜♬
反応薄かったりして 笑笑
みんな色んな長所と短所がありますが、超絶不器用で、超絶根性ある娘を、一人の人として尊敬しています。
…でもこれをこのまま直接言うと、調子に乗って思いきり浮かれちゃいそうなので(笑)、口では「よく頑張ったね〜!」くらいにしておいて、私の本当に正直な気持ちはブログに綴り、いつか娘がそのことに気づく日を待とうと思います。
