まさかまさかの不妊発覚
結婚は30歳のときでした。仕事も楽しくやっていて、お金をためてちょっと豪華に新婚旅行にも行きたいし、子作りは来年でいいかなーなんて思っていました30歳オーバーの方なら覚えがあるかと思いますが、倖田來未の「35歳すぎると羊水って腐るらしいで」のトンデモ発言騒動のこともあり、年齢があがるほど子供ができにくいということはなんとなくわかっていました。ですが、自分は生理も順調に28日〜30日程度で周期がしっかりくるし、避妊と生理痛緩和を兼ねてピルも25歳くらいの頃から飲んでいるので、「私はいつでも妊娠できる! むしろ、妊娠しやすいだろうから避妊はしっかりしなくちゃ!」くらいの勢いでした。そして、31歳になった年。子供がいつできてもいいと思っていたこともあり、ピルの服用をやめたあたりでした。今まで順調にきていた生理に異変が。先週終わったばかりの生理が、1週間後にまた来たんですいわゆる不整出血。その出血が2、3日で終わったかと思ったら、数日後にまた不整出血。1ヶ月のうち半分以上が出血していたんです。こんなことは初めてだったので、早速婦人科へ。診察結果は「黄体ホルモンの乱れによる不整出血」。原因はストレス。(というか、これといった理由がわからない病気って大体なんでもストレスって言われますが)この年の女性にはよくあることということで、生理を正常に戻すお薬を服用し始めてなんとか収まりました。そのとき、ふと気になったのが「あれ?? 私、もしかして生理不順?」。先生に「先生、私、そろそろ子供を考えているのですが、今の私ってできにくい状況ですか?」と聞くと、先生「まぁ。ホルモンバランスが崩れているうちはできにくいでしょうね。排卵がちゃんと行われているか、卵胞がしっかり育てられる環境か…。よかったら、すぐ近くにあるクリニックを紹介しますよ。そこはここと違って、不妊専門のクリニックですから」えぇ!不妊!?まさか自分の人生において不妊というキーワードにぶち当たることになるとは。こうして、5年に渡る不妊治療がスタートしました。