ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.1 | ももクロちゃん参戦記録

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大阪初日公演行ってきました。

多少のネタバレもあるのと、少し批判的な意見もあるので見たくない方はご退室願います。
見たい方は↓













































これくらいで 笑

他推しから見たこのライブ。
大分は現地、横アリは円盤、そしてVol.1を見た率直な感想を少し書きたいなと思いました。

まず久しぶりに色々書きたいと思わせてくれました、このソロプロジェクトについて。まともにブログなんて書くのは本当に久しぶりです。
有安さんにありがとうと言いたい。

最初に大分のライブを見たときにどう思ったか、そこから振り返る。

圧巻のライブ。

彼女ソロ曲の独特の世界観に引き込まれ
ももクロの曲でハッピーになり
多様なカバー曲に驚き
小さな勇気の魂の歌唱で涙を流した

彼女は120%の力でこのライブに挑み成功させた。
そして、自分はちょっとだけ嫉妬した。
それは彼女がももクロではあまり見せない姿をいっぱい見せ、そして何よりもとても楽しそうにしていたから。
ももクロが好きな自分にとって、推しだけの環境でしか見せない姿なのかなって。でもそうやって他推しに嫉妬させるくらいのものをやってのけたわけだ。

でもそれと同時に思ったのはこのライブはこの一回きりなら成立するけどツアーは難しいなと。彼女は決してももクロで手は抜いていない。
ただももクロのライブを100%でやっているとすれば、ソロコンは120%以上でやっているのは事実。
本来100の力を120でやれば無理が出る。その後彼女は少し調子を崩すわけだがこれは仕方ないことだと思った。
ただファンも120やる姿に感動するのも事実でこれがまた難しい。

きっとももクロが好きになった方の多くが当時のももクロの全力感に惹かれた方も多かったのではないだろうか。
汗だくで、バラバラでも必死なダンスで、声を振り絞って。
そういった彼女たちに心を打たれたのも事実だろう。
当時彼女たちはスキル不足を補うためにきっと本来の力の120%くらいの力でライブをやっていたのではないかと思う。

Vol.1の発表を聞いたときに正直一番心配したのはツアーだということ、そして後日発表された追加公演で連日のライブになるという事でさらに大きな壁が彼女に用意されたと感じた。

一方ももクロのツアー発表時は正直なんの心配もしていなかった。
なぜなら連日だろうがなんだろうが5人で歌う負担は単純に歌唱の量はソロに比べれば圧倒的に少ない。

ただソロの2DAYSは喉への負担は未知の領域だ。

名古屋2日の夜、ネタバレ覚悟で感想戦に参加。
初日はツイッターのタイムラインは大絶賛は目にしていたが、一番気になったのは2日目。
参加した方からの話では、最後少しぎりぎりな部分あったとものの乗り切ったと聞きまずは一安心。
彼女にとって2DAYSの成功は大きな事だったのではないでしょうか。


そして、大阪公演初日に参戦

まず見終わっての率直な感想は

凄いな有安さん
本当に努力家で拘りが強くて
楽曲制作に演奏までとにかく貪欲
とにかく彼女自身はさらに進化していた
そして愛されたくてとAnother Storyはやっぱ好き

努力の人「有安杏果」には本当に頭が下がるし心から尊敬する。


でもその一方で他推しだからこそ感じた事があった。

きっと彼女の拘りから彼女のオリジナル曲だけでのセトリ構成になったのだろうけど、個人的にはエンタメとして見た時にももクロの曲やカバー曲も織り交ぜた過去のコンサートの方が好みではあった。
挑戦は分かる。
でも時期尚早ではないかなと。
一般発売があった事で余計にそのことを考えてしまった。

たとえばれにちゃんのソロコンのオーディエンスは
高城推し
以上
なので、高城さんがやりたい事だけをやればOKだと思う。

一方ココロノセンリツVol.1のオーディエンスは
有安さん推し>モノノフ>ドルオタ>一般人
どこまでをターゲットにライブを作るかで演出や構成は変わってくると思う。個人的な意見ではあるが、今回の構成は有安さんのやりたい事をやり、有安さん推しをとにかく満足させようとしたコンサートだったという印象が残った。
一般発売を入れたことへの意図が正直伝わらなかった。
やはり知っている曲や好きな曲が一曲でもあるかどうかって大事で、モノノフやドルオタにはももクロ曲で、一般人には名曲のカバーでアプローチをするような構成はベタだけど重要なのではないのかな。
単純にももクロが好きだからそう思ってしまうのだろう。


と、少し辛辣なことを言ってしまったがあくまで個人的な見解。


一方、一般受けする事が正しいわけでもない。それを意識しすぎれば今度は没個性に繋がる。Vol.1は有安杏果さんらしく完成度の高いライブであったことは間違いなかった。

表現したいものと一般受けするものとの葛藤なんてのは多くのアーティストが抱えていて、今後どういった方向にこのソロプロジェクトの舵を切っていくのかは興味深い。

個人的にはその辺のバランスをとってもらいたいと思いつつも、そこまで彼女が器用だとも思えない。あくまで有安さんがやりたい事へ強い拘りで突き進んだ場合にどういったものが出来上がるのかも興味がある。

今は好きにやればいいのかもしれない。

行き止まりなら、また引き返してまた始めればいいしね。

とにかくVol.2が楽しみ。