鹿角の観光案内所でおすすめいただいた『けいらん田中屋』へ。同店は、鹿角に伝わる昔ながらの味・けいらんをいただける唯一のお店です。

【けいらん田中屋】


けいらんというのは、秋田県鹿角地方で室町時代より伝承されている精進料理。餡と山くるみと胡椒を白玉の皮で包んだお餅の形が卵に似ているところから『鶏卵』と呼ばれるように。胡椒が入っているのは鹿角だけだといいます。

現在では懐石料理のお吸い物として親しまれるほか、結婚式などのおめでたい席では「けいらん」を紅白にして出しすこともあるそうです。

メニューは、けいらんを頼んで待っています。

【待っています】


けいらんをいただきます。甘さの中に辛みが加わったくるみ入りの絶妙なお餅を舞茸でとった上品なだし汁とともにいただきます。はじめていただくお味ですが、身体の中にすーっとなじみ、自然と「こんな美味しい食べ物があるんだ」感動してしまった、そんな不思議な食べ物でした。

【けいらん】
※弾力あるお餅に仕上げるため、でんぷんを使用しない上質な白玉粉を使用。



あまりにも美味しかったので、きりたんぽ鍋も美味しいに違いないとオーダー。これぞ、地元の方が召し上がっているきりたんぽ!という味わいで頼んで大正解でした。

まず、比内地鶏の出汁をとった味わい深いスープに新鮮でしゃっきりした野菜がたっぷり。きりたんぽも煮あがることなく、しっかりとしたかみごたえがあり、本当にたまらなく美味しいのです。

【きりたんぽ鍋】



郷土料理の本当の美味しさをいただき、お腹ははちきれそうなくらい満腹でしたが、心がはずむほど大満足でした。

その後、紅葉を愛でながら、神明寺と恩徳寺、長年寺をまわり、「あんとらあ」道の駅鹿角へ。

【神明社】


【恩徳寺】



【長年寺】


「あんとらあ」道の駅鹿角では、秋田県の立派なりんごを送り、前回購入して気に入った南部煎餅を購入しました。

【「あんとらあ」道の駅鹿角】


【りんご】


【南部煎餅】
※ピーナッツ煎餅が大のお気に入りです!



今回は、温泉と紅葉、美味しいお食事を1泊2日という短い間で堪能することが出来ました。

東京から足をのばすと、本当にすばらしい大自然が広がっていて、そこでいただくお料理や温泉、あたたかいおもてなしは忘れられない思い出となります。

多くの刺激を受けられる旅行はやっぱり好きだなぁ・・・としみじみ感じながら、新幹線に乗り込みました。

これからも旅行を通してさまざまな経験をしていきたいなと思っています。

鹿角市ホームページ

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西 理恵

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