【台湾】春水堂人文茶館 タピオカミルクティー作りを体験
お昼食の後は、台湾新幹線に乗り約50分で一気に台北駅から台中駅へ。台湾新幹線は、日本の新幹線の車両技術を海外に輸出した始めてのケースで、台北市から高雄市までの345kmを最高速度300km/h、100分で結んでいます。
【台湾新幹線です】


台中に到着後は、チャーターバスで春水堂人文茶館へ向かいます。
【春水堂人文茶館です】

【タピオカミルクティー体験のはじまりです】

同店は、1983年に創業し、今年で30周年。最初は、高級台湾烏龍茶の販売のみでしたが、あることがきっかけでタピオカミルクティーを世に出すことに。あることとは、オーナーが30年前に日本に行った時、コーヒーショップにてシェイカーを使って珈琲を作っているのを目の当りにし、そこからインスピレーションを受け、台湾でもこのようなお茶を作りたいというのがはじまりでした。
30年前は、お茶を飲むということは「お湯をわかしていろいろな茶道具を準備して飲む」という概念があったので、冷たいお茶は想像がつかなかったそうです。
当時は、台湾の茶道はいろいろな手間をかけないといけないので、若者達はとても嫌がっており、氷菓室というお店でソーダなどを飲んだりしてお茶を飲む方は一人もいなかったとのこと。
その時からこのシェイカーを持ってお茶をアイスドリンクにしようと考え、研究を開始。氷とお茶と砂糖を入れてシェイクすることで細かい泡が出来、旨みが増し美味しくなるということを発見することになりました。
その試みにより、中国茶は、新しい一ページを開き、若者がお茶を飲むようになりました。昔の一号店は今でもあり、その設立によって、台中市はお茶のお店がたくさん出店。このことにより、今日ではお茶を飲む習慣が当たり前となり、現在にいたります。
1987年からは、さらに新しい商品を開発しようと考え、様々な食材を合わせましたが、一番愛されているのは、タピオカ。タピオカは、お茶に入れる前は、子供時代のおやつとして親しまれていました。当時は冷蔵庫がなかったので、あたたかい甘いスープの中に入れ、食べられていた様です。
それ以前は、飲み物に食べ物を入れる発想がなかったので商品化したら受けいられるかということをとても心配していたので、裏メニューとしてタピオカ入りのお茶を提供していましたが、瞬く間に大人気となり、正式にお店に出されることになりました。
昔は、タピオカの名前は粉圓(こなまる)と呼ばれ、安っぽいイメージがあったため、『珍珠(日本語でパール、真珠)』と名前をかえ、珍珠(日本語でパール、真珠)ミルクティーと呼ばれることになったそうです。
ここでタピオカの違いをご紹介してくださいます。このタピオカは、スーパー等に売っている市販品で甘い香りがふんわり。賞味期限は1年ほど持ちます。
【市販品のタピオカです】

同店のタピオカは、お店だけのオリジナル。樹薯(芋の澱粉)で作られ、処理があまりされていなく新鮮なもの。甘くて香ばしい香りが漂います。
【同店のタピオカです】

台湾人は、新しいものが好きなので、タピオカにもいろいろな変化があったとのこと。今日では、普通のタピオカの他に白いタピオカや緑茶、人参、珈琲、ベリーなどいろいろな味が出たり、通常より4倍くらいの大きさのものがあったり、タピオカの中に小豆餡が入っているものも出てきました。様々な種類の中で同店では、昔のままのタピオカを使っているそうです。
続いてお茶について教えていただきます。お茶は、インドのアッサムティーを使用。台湾産のサトウキビは、色がとても澄んでいてあっさりしているのが特徴でこのサトウキビは、新陳代謝が良くなり、身体にたまらないのが良いところだそうです。
【台湾産のサトウキビです】

お湯を沸かして煮たタピオカを見せていただきます。ここからお砂糖を入れると甘くて美味しいタピオカが出来上がります。煮た後は、水分を吸収してふやけてしまうので、賞味期限は2時間~3時間以内となっているそうです。
それでは、アイスティー作りの練習がはじまります。お茶と氷、砂糖を入れて蓋をしめて、中は真空状態になります。通常なら片手でも作られるのですが、当店ならではのポーズを取り、フォームから教えていただきます。続いて、右手の人差し指を力強く握りしめ、胃のところに距離を置き、連続でシェイクしていきます。
【練習がはじまります】

【動画です】
【ポイントは以下のとおりです】
●氷と氷の間のぶつかりを利用して、お茶を急速にひやしているので、お茶を入れた途端はすぐに蓋をしめてはじめるのがポイントです
●氷と氷のぶつかる間にお茶とお砂糖をうまく融合させるために、シェイクする時は動作を大きくして早いスピードで行うことがポイントです
早速、シェイクティー「泡沫紅茶」とタピオカミルクティー「珍珠奶茶」を作ります。
【早速作ります】


まずは、シェイクティー「泡沫紅茶」を。最初は紅茶を70ml入れて、その後ミルクを入れていきます。
【紅茶を入れていきます】


【20mlのサトウキビを入れていきます】

【氷をいっぱいに入れていきます】

30秒混ぜて半分をグラスに注いでいきます。とてもクリーミーな仕上がりの美味しい伝統的なシェイクティー「泡沫紅茶」が出来上がります。
【30秒混ぜて半分をグラスに注いでいきます】

続いてタピオカミルクティー「珍珠奶茶」を濃度が濃いアッサムティーで作っていきます。あらかじめ、新鮮なタピオカをグラスに入れ、ミルクを紅茶に泡立てながらとかし、たっぷり入った氷とともにシェイクした後、タピオカを入れたグラスに入れてタピオカミルクティー「珍珠奶茶」の出来上がりです。ぷちぷちした新鮮なタピオカとクリーミーなミルクティーの相性はばっちり。日本でいただいたタピオカミルクティーとまるで大違いのとびきり美味しいタピオカミルクティーなんです。
【タピオカをグラスに入れます】



【ミルクを紅茶に入れて泡立てながらとかします】


【タピオカミルクティー「珍珠奶茶」の出来上がりです】


本場のタピオカミルクティーは、びっくりするくらいの美味しさ。日本で思っていたタピオカミルクティーが本場のものと思ったら大間違いです。ぜひ台湾に行かれましたら体験していただくことをおすすめします。
※体験は3日前から予約制となっています
2人から受付可能です
2人(1人520元)
3人~4人(1人480元)
8人以上(1人380元)
【長い動画ですがご興味ありましたらご覧くださいませ】
春水堂人文茶館
住所:台中市西区五権西路1段2号B1階
電話:(04) 2376-3342
~台湾のテレビ2局に出演させていただきました~
~【台灣美食_美食新聞】日本部落客 體驗台灣辦桌文化(NTDAPTV)~
~【東森新聞】虛實整合 社群網站玩辦桌好有趣(newsebc)~
※All About(オールアバウト)で銀座ランチのガイドをしています。ぜひご覧になってください。
※西 理恵のフェイスブックページを作成してみました。「いいね!」を押していただけますとはげみになります。
※ツイッターでは銀座ランチの情報をはじめ、美味しいお食事を実況中継しています
お昼食の後は、台湾新幹線に乗り約50分で一気に台北駅から台中駅へ。台湾新幹線は、日本の新幹線の車両技術を海外に輸出した始めてのケースで、台北市から高雄市までの345kmを最高速度300km/h、100分で結んでいます。
【台湾新幹線です】


台中に到着後は、チャーターバスで春水堂人文茶館へ向かいます。
【春水堂人文茶館です】

【タピオカミルクティー体験のはじまりです】

同店は、1983年に創業し、今年で30周年。最初は、高級台湾烏龍茶の販売のみでしたが、あることがきっかけでタピオカミルクティーを世に出すことに。あることとは、オーナーが30年前に日本に行った時、コーヒーショップにてシェイカーを使って珈琲を作っているのを目の当りにし、そこからインスピレーションを受け、台湾でもこのようなお茶を作りたいというのがはじまりでした。
30年前は、お茶を飲むということは「お湯をわかしていろいろな茶道具を準備して飲む」という概念があったので、冷たいお茶は想像がつかなかったそうです。
当時は、台湾の茶道はいろいろな手間をかけないといけないので、若者達はとても嫌がっており、氷菓室というお店でソーダなどを飲んだりしてお茶を飲む方は一人もいなかったとのこと。
その時からこのシェイカーを持ってお茶をアイスドリンクにしようと考え、研究を開始。氷とお茶と砂糖を入れてシェイクすることで細かい泡が出来、旨みが増し美味しくなるということを発見することになりました。
その試みにより、中国茶は、新しい一ページを開き、若者がお茶を飲むようになりました。昔の一号店は今でもあり、その設立によって、台中市はお茶のお店がたくさん出店。このことにより、今日ではお茶を飲む習慣が当たり前となり、現在にいたります。
1987年からは、さらに新しい商品を開発しようと考え、様々な食材を合わせましたが、一番愛されているのは、タピオカ。タピオカは、お茶に入れる前は、子供時代のおやつとして親しまれていました。当時は冷蔵庫がなかったので、あたたかい甘いスープの中に入れ、食べられていた様です。
それ以前は、飲み物に食べ物を入れる発想がなかったので商品化したら受けいられるかということをとても心配していたので、裏メニューとしてタピオカ入りのお茶を提供していましたが、瞬く間に大人気となり、正式にお店に出されることになりました。
昔は、タピオカの名前は粉圓(こなまる)と呼ばれ、安っぽいイメージがあったため、『珍珠(日本語でパール、真珠)』と名前をかえ、珍珠(日本語でパール、真珠)ミルクティーと呼ばれることになったそうです。
ここでタピオカの違いをご紹介してくださいます。このタピオカは、スーパー等に売っている市販品で甘い香りがふんわり。賞味期限は1年ほど持ちます。
【市販品のタピオカです】

同店のタピオカは、お店だけのオリジナル。樹薯(芋の澱粉)で作られ、処理があまりされていなく新鮮なもの。甘くて香ばしい香りが漂います。
【同店のタピオカです】

台湾人は、新しいものが好きなので、タピオカにもいろいろな変化があったとのこと。今日では、普通のタピオカの他に白いタピオカや緑茶、人参、珈琲、ベリーなどいろいろな味が出たり、通常より4倍くらいの大きさのものがあったり、タピオカの中に小豆餡が入っているものも出てきました。様々な種類の中で同店では、昔のままのタピオカを使っているそうです。
続いてお茶について教えていただきます。お茶は、インドのアッサムティーを使用。台湾産のサトウキビは、色がとても澄んでいてあっさりしているのが特徴でこのサトウキビは、新陳代謝が良くなり、身体にたまらないのが良いところだそうです。
【台湾産のサトウキビです】

お湯を沸かして煮たタピオカを見せていただきます。ここからお砂糖を入れると甘くて美味しいタピオカが出来上がります。煮た後は、水分を吸収してふやけてしまうので、賞味期限は2時間~3時間以内となっているそうです。
それでは、アイスティー作りの練習がはじまります。お茶と氷、砂糖を入れて蓋をしめて、中は真空状態になります。通常なら片手でも作られるのですが、当店ならではのポーズを取り、フォームから教えていただきます。続いて、右手の人差し指を力強く握りしめ、胃のところに距離を置き、連続でシェイクしていきます。
【練習がはじまります】

【動画です】
【ポイントは以下のとおりです】
●氷と氷の間のぶつかりを利用して、お茶を急速にひやしているので、お茶を入れた途端はすぐに蓋をしめてはじめるのがポイントです
●氷と氷のぶつかる間にお茶とお砂糖をうまく融合させるために、シェイクする時は動作を大きくして早いスピードで行うことがポイントです
早速、シェイクティー「泡沫紅茶」とタピオカミルクティー「珍珠奶茶」を作ります。
【早速作ります】


まずは、シェイクティー「泡沫紅茶」を。最初は紅茶を70ml入れて、その後ミルクを入れていきます。
【紅茶を入れていきます】


【20mlのサトウキビを入れていきます】

【氷をいっぱいに入れていきます】

30秒混ぜて半分をグラスに注いでいきます。とてもクリーミーな仕上がりの美味しい伝統的なシェイクティー「泡沫紅茶」が出来上がります。
【30秒混ぜて半分をグラスに注いでいきます】

続いてタピオカミルクティー「珍珠奶茶」を濃度が濃いアッサムティーで作っていきます。あらかじめ、新鮮なタピオカをグラスに入れ、ミルクを紅茶に泡立てながらとかし、たっぷり入った氷とともにシェイクした後、タピオカを入れたグラスに入れてタピオカミルクティー「珍珠奶茶」の出来上がりです。ぷちぷちした新鮮なタピオカとクリーミーなミルクティーの相性はばっちり。日本でいただいたタピオカミルクティーとまるで大違いのとびきり美味しいタピオカミルクティーなんです。
【タピオカをグラスに入れます】



【ミルクを紅茶に入れて泡立てながらとかします】


【タピオカミルクティー「珍珠奶茶」の出来上がりです】


本場のタピオカミルクティーは、びっくりするくらいの美味しさ。日本で思っていたタピオカミルクティーが本場のものと思ったら大間違いです。ぜひ台湾に行かれましたら体験していただくことをおすすめします。
※体験は3日前から予約制となっています
2人から受付可能です
2人(1人520元)
3人~4人(1人480元)
8人以上(1人380元)
【長い動画ですがご興味ありましたらご覧くださいませ】
春水堂人文茶館
住所:台中市西区五権西路1段2号B1階
電話:(04) 2376-3342
~台湾のテレビ2局に出演させていただきました~
~【台灣美食_美食新聞】日本部落客 體驗台灣辦桌文化(NTDAPTV)~
~【東森新聞】虛實整合 社群網站玩辦桌好有趣(newsebc)~
※All About(オールアバウト)で銀座ランチのガイドをしています。ぜひご覧になってください。
※西 理恵のフェイスブックページを作成してみました。「いいね!」を押していただけますとはげみになります。
※ツイッターでは銀座ランチの情報をはじめ、美味しいお食事を実況中継しています