アルマニャックのシャトー見学  SORBETS村 シャトー・ド・ロバド(Château de Laubade)へ

アルマニャックのシャトー見学へソルベ(SORBETS)村にあるシャトー・ド・ロバド(Château de Laubade)に行って参りました。同シャトーは、110ヘクタールの敷地があり、アルマニャック専門のぶどう畑を持ち、栽培から熟成に至るまで一貫して自家生産を行っています。また、アルマニャックの樽を作るオークの木を作ったり、ぶどう畑に生える悪い草をとる羊も飼っているととてもこだわりがあります。


ソルベ(SORBETS)の村はとても喉かで、牛が草を食べている風景がみられます。

【ソルベ(SORBETS)の村です】
銀座の窓から 西 理恵

【シャトー・ド・ロバド(Château de Laubade)です】
銀座の窓から 西 理恵

【敷地です】
銀座の窓から 西 理恵

コニャックは1億6700万ボトル売られているのに対し、アルマニャックは、100分の1以下の660万ボトルという市場ですが、通の方に大変支持を得ています。

同シャトーでとても重要視するのが、自然を大切にすること。人間が自然を大切にすれば、自然も人間を大切にしてくれるという考えを大切にし、農薬を使わず運営されています。

原料のぶどうは、だいたい平均4種類の白ぶどうで構成されています。年によってかわるのですが、今年は、ユニ・ブラン種(40%)とバコ種(30%)、コロンバール種(15%)、フォル・ブランシュ種(15%)がブレンドされているとのこと。

【アルマニャックです】
銀座の窓から 西 理恵
銀座の窓から 西 理恵

試飲もさせていただきます。フレッシュでフルーティーな梨の香りにうっとりします。

【試飲もさせていただきます】
銀座の窓から 西 理恵
銀座の窓から 西 理恵

ぶどうの品種から温度管理にいたるまで全部のプロセスの責任者は、なんと私と同じ年のフランソワさんです。本当にたのもしいですね。

【フランソワさんです】
銀座の窓から 西 理恵

蒸留後すぐにアルマニャックは、「ピエス」と呼ばれる樽に詰められ貯蔵庫に運ばれます。同シャトーでは、貯蔵庫は9つあり、約2100個の樽を所要しています。なんと1つの樽で400リッターも入っているそうです。蒸留直後のアルマニャックは新しい樽に3年間寝かされますが、その後は古い樽に移され、さらに熟成を続けます。熟成している間にアルコール蒸発が続き、度数は下がっていきます。

熟成年数により、アルマニャックはVS(1年~3年の若いアルマニャック)・VSOP(4年~9年のアルマニャック)・XO(10年以上のアルマニャック)・XO Premium(20年以上のアルマニャック)と区分されています。

【樽です】
※こちらの樽は、1994年に作られたアルマニャックが入っています
銀座の窓から 西 理恵

こちらのお部屋では、表彰状が飾られ、サンプルとしてとって置かれた年代物のアルマニャックが並びます。

【お部屋です】
銀座の窓から 西 理恵

サンプルとしてとって置かれた年代物のアルマニャックは、左から0年、3~4年、10年ちょっと、30~50年代ものと色が次第に濃くなっていきます。

【サンプルとしてとって置かれた年代物のアルマニャックです】
銀座の窓から 西 理恵

アルマニャックは、古い樽に入れますと変化や発酵、量も減っていきますので、古くなったアルマニャックは、ガラスのボトルに入れています。このお部屋は、100年近くのアルマニャックがおさめられており、天使の部屋と呼ばれています。100年近くのものは、特別な注文があった時に売られているそうです。

【天使の部屋です】
銀座の窓から 西 理恵
銀座の窓から 西 理恵

アルマニャックのシャトー見学では、本当に貴重な経験をさせていただきました。次のブログでは、シャトー・ド・ロバドでのお食事をご紹介いたします。

Château de Laubade
32110 Sorbets - France
Tel +33 (0)5.57.94.09.20

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