ニューデリーさんのブログより
いつか
あなたが帳の向こうに
大きな光を受けて
その向こう側に広大な世界が
広がっているのをみたときに
きっとその時にはもう
愛する者たちはすべてひとつの
大きな無限の光に帰依していたとしても
悠久の流れの中で
瞬きほどの刹那に
存在のすべてで
愛を顕現してくれた
大事な光を
みつけることができるでしょう
愛されることで愛し
支えれらることで支え
護られることで護っていた者は
すべて決めていました
その時も
その方法も
すべて選んでいました
あの子の
残したいものは
苦しみでも後悔でもなくて
愛ではなかったですか
あの子の
残していったものは
不安でも怒りでもなくて
笑顔ではなかったですか
愛しいあの子が
あなたにおいていったものだけを
それだけを受け取っていいのです
それだけでもう両手からあふれるほど
いっぱいなはずなのです
たくさんの愛を
あなたに残していくことができた
あの子は
神様にうんとほめられたのでしょうね
えらくなったのかもしれませんね
立派な椅子に座って
皇帝のように
凛とした姿で
エヘンって流し目
あっ、
妖精のようにかわいらしかったけど
本当はもともと
えらかった？
いつでもそばにいけるけど
嘆きの鎧をつけていると
近くにいても感じられないから
春になって
凍りついた気持ちが少しずつとけていくころ
「いつもの桜の木に
薄いピンク色の花が咲いたら
枝の間にピンクのオーラをまとって
まぎれているね」
愛するあの子の瞳をみつけて
あなたがにっこりと
笑顔を
あの子が大好きだった笑顔を
みせてあげられると
いいな