ソロモンの指環
コンラート・ローレンツ 作
動物達にがぎりなく寄り添うことで知り得た動物達の行動学を惜しげも無く披露している1冊
🌟コンラート・ローレンツで検索すると、雁のヒナを従えて歩くローレンツ氏や湖の中で雁と戯れる画像が出てきます!
(素敵なのでぜひとも検索してみてください♡)
それは私が幼い頃夢見ていたような光景でした(*^^*)
ここに貼り付けたい〜
けど出来ない〜
本の題名となったソロモンの指環とは 偽典のひとつ「ソロモンの遺訓」の中でヤハウェの命により 大天使ミカエルがイスラエル王ソロモンに授けた魔法の指環のこと。
その指環をはめるとどんな動物達とも話すことができるようになるという魔法の指環。
ソロモンは魔法の指環を嵌めて、獣ども、鳥ども、魚どもと語った。。
という言い伝えに因んでつけられたそうです。
コンラート・ローレンツの「ソロモンの指環」にはたゆまぬ愛と忍耐と好奇心で動物たちと過ごしながら得られた理解が惜しみなく記されています。
なかでも何十年も連れそうコクマルガラスの話や行動学はとても興味深くて面白いし、ローレンツ氏がコクマルガラスの1羽に恋された時のコクマルガラスの行動など
思わず笑ってしまうような事柄もたくさんかかれていて、動物たちの行動を驚きや感嘆とともに、読み進むうちに、私たちにいろいろな事を教えてくれます。
本書最後の、モラルと武器 の章は
武器(鋭利や牙やくちばしをもつ)肉食動物🐺と
(武器を持たない)草食動物🐇の社会的抑制能力についての章で、とても読み応えがありました。
1949年発刊されてから70年もたっていますが、動物行動学を学ぶ方にとってはバイブル本であり、動物好きなら誰でも大人から子供まで楽しめる本だと思います✨
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