父の言葉 | ஐ La vie ‪ஐ‬ 〜❁*.゚ありがとう♡だいすき.゚*❁〜

ஐ La vie ‪ஐ‬ 〜❁*.゚ありがとう♡だいすき.゚*❁〜

ஐLa vie‪ஐ‬とはフランス語で命・人生 の意味です。

✧*。この世界で出逢ってくれて、ありがとう大好きだよ✧*

日々の“ありがとう”と“”大好き”を綴るブログです。




幼い頃、私は父がこわかった

(小学生くらいから高校生くらいまで)

若き父は(22歳になる年に私が産まれた)

自分が理想とする父親像でありたいとねがい、そうしたのだと思う



私がハタチになる年になくなってしまったので
そこら辺をじっくり話す暇もなく
次の世界へいってしまったのだけど
きっと そうだったのだろうと思う

何故そう思うのかと言うと

私の従兄弟達にとっての父の思い出が
わたしの思い出の中の父のとはまったくちがって、まるで猫可愛がり!やさしーい人だったから!
たまに私の従兄弟の家(父の妹夫婦の家)にあらわれる父は
従兄弟たちを猫可愛がりに

もめくちゃに くすぐったり
大きな手で高い高いされたり、、



そういう思い出を大人になって初めて従兄弟から聞いた時は本当にびっくりしたびっくり



もしかしたら、私が小学生になる前はそうだったのかもしれないけど物心ついてからの私の思い出とまったく違っていた



きっと父は、自分の子供に対しては ″親″″父親″でなければならないと考えていたんだと思う

私が3歳くらいの頃は

出張の多かった父に

「おじちゃん、また来てね〜!」と玄関で叫ぶ私の声に
「??愛人の子???」と周りから疑われるというエピソードがあるくらい笑


父は忙しかったし


たまに帰ってきたときくらいは


父としての威厳で しっかりと厳しさも教えないといけないと思ったのかもしれない


父が出張から帰ってきて、家にいる時


子供部屋でしつこく兄弟喧嘩をしていると


きこえてくる、廊下を歩いてくる父の足音にビビる 私と弟


「いい加減にせんか!」「ごん!」グー


涙がちょちょぎれる ゲンコツ!!グー


ある時、、、


私だけゲンコツグーされたことに反抗心がムクムクプンプン

キーー💢っと父をにらんだら、、、、


一旦ドア🚪から出ていった父が

もう一度入ってきて


だまって  弟にも  「ごん!」グーっとゲンコツして出ていった!


爆笑

ちゃんと私の抗議が届いた!

そうだよおとうさん!兄弟喧嘩したからって

いっつも年上の私が怒られるんじゃ平等じゃない


そんなことがありました





口笛ニヤリって顔をしていた弟は

えーんになってたけど


てへぺろてへぺろてへぺろ


なんだか、そのシーンだけ 鮮明に覚えているんです。


父がゲンコツをする時は

必ず 1発だけでした、、、


あとから思い出すとねニコニコ




親子リレーは抜群に速かった!

(母の番で全部抜かれたけど、、、)


歴代の犬たちも父に1番懐いてた

(しょっちゅういなくて散歩はほとんど母がしてるのに)


弟だけを連れて、秘密の虫取り(カブトムシやクワガタのいる秘密の木)の場所を教えたり

これは男だけに受け継ぐ秘密だ!みたいな(*^^*)


夏休みの蝶の採取に一緒にいったりとか


山にドライブしたら

急に車とめて、気がついたらサルみたいに木に登って柿をむしってたりとか ( Ö )



夜遅くまで なにかの勉強をしてたりとか、、





父は、女の子の娘にどう接したらいいのかわからなかったのかもしれないな


1度高校1年くらいの時に

休日父とはじめて

2人だけで家にいて


近くのレストランに2人でお昼を食べに行ったことがある


その時の面映ゆそうな父の笑顔が

なんだか忘れられない



だのに、高校3年の時に家出事件を起こした私


出張先からわざわざ毎晩夜中帰ってきていた父が

部屋のドアを開けて

部屋の電気をつけぬまま

寝たフリをしている私に向かって


「帰ってきたのか」っといった

その一言が忘れられない




私にとって父は


かっこよく、そして、厳しく

曲がったことを許さないこわい存在だった



父は私に可愛がりベタで

私は父に対して甘えベタだった



ってすっかり思い出話になってしまったけど


そんな父の言葉で

心に残っている言葉がある


ほとんど忙しくて 家にいないことが多かった父だけど

父の口癖、そしてそれに倣って母の口癖、、

だった言葉がある



子供の私がなにかが欲しくてねだったりするときや、なにか言い訳をするとき、


「だって、ーちゃんももってるもん。

みんなもってるもん。」

とか

「だって、〜ちゃんもしてたもん。みんなやってるもん」


とか言おうものなら


「かおりはどう思ってるのか」


「みんなじゃなくて、かおりはどう思うのか」


っと一喝される。


「かおりはどう思うのか」


それが口癖だった


それは今でも

いつでも どこでも きこえてくる


「おまえはどう思うのか?

かおりはどう感じるのか?」



父の言葉


父と過ごした時間を追い越しても

この言葉は消えずにずっと

私を導いてくれる  



〜何となく父のことを記しておきたくて書き始めたらながくなってしまいました。もし読んでくれちゃった方がいらしたら ありがとうございます〜