自然や動物がすき、冒険がすき、少年の心をわすれない
そんな人に お薦めの本!
エレファントム
象はなぜ遠い記憶を語るのか
ライアル・ワトソン
福岡伸一/高橋紀子訳
作家のライアルワトソンについて
説明
ライアル・ワトソンは南アフリカ生まれのイギリスの植物学者・動物学者・生物学者・人類学者・動物行動学者。ニューサイエンスに類する書籍を多く上梓し、中でも『スーパーネイチュア』は世界的なベストセラーとなった。2000年、ワトソンが少年時代を過ごした南アフリカ、クニスナの森で大母(メイトリアーク)と名づけられた一頭の象が姿を消した。最後に残された象を探し、彼が向かった先は…。幼少期の不思議な体験と、アフリカに込めた思いがここに結晶する。象の魂(エレファントム)が漂う大地を舞台にした、ワトソン渾身の作品。
大好きな福岡伸一さん訳ということで読み始めたライアルワトソンさんの「エレファントム」
とっても素敵な本でした
読んでいる途中、何度も鳥肌がたちました。
こんなに神秘的なドキドキは久しぶり♡
10才〜13才の少年が集まり
少年たちだけで夏の1ヶ月をプラッテンベルグ湾の近くで過ごす
何人もの少年たちが集まり1ヶ月の間大人の目の届かないところで生活する
今のような物騒な時代には考えられないことだろう。少年たちはその集まりに名前をつけようと考えた
持ち込むものと言えば、小麦粉に砂糖、石鹸、ろうそく、マッチ、釣具、応急手当の道具、それに1組の着替えくらいだ。
親が面会に来ることは許されなかった。
ただし緊急の時には、仲間のうちの3人が農場まで電話を借りに行くことになっていた
キャンプはきっと素晴らしいものに違いなかった。なぜなら10才から13才までの4年間のうち、1度でも小屋に行かずに夏をすごしたものは今までにただの1人もいなかったのだから
その夏ワトソンと彼らが体験したことを軸に
物語が進んで行きます。
ライアルワトソンさんは日本では「100匹目の猿」現象が科学的検証がない嘘だということから名前が知られてしまい
彼本来の素晴らしさにたどり着く前に否定されてしまった感があるのだと思います
わたしはこの物語が
とても好きです
ライアルワトソンさんは
自然に対する霊性観がすぐれた方なのだと思います
叡智の贈り物がくさんちりばめられている本
「答えのない問いを探せ。それこそが大事な問いだ。」
本の中の言葉より
ブログにお立ち寄り下さり最後まで読んでくださりありがとうございます*✲゚*