南直哉(みなみじきさい)さん | ஐ La vie ‪ஐ‬ 〜❁*.゚ありがとう♡だいすき.゚*❁〜

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ஐLa vie‪ஐ‬とはフランス語で命・人生 の意味です。

✧*。この世界で出逢ってくれて、ありがとう大好きだよ✧*

日々の“ありがとう”と“”大好き”を綴るブログです。



2018年2月に出版された古雑誌。
「暮らしのおへそ」vol.25
イシダゆりこさんの記事が載っていたので何となく購入しました。
(ゆりこさんの暮らしのおへそ、ちゃんと食べる・
きちんと眠る・運動するクローバー
これができたら
ふってくる「いいこと」をちゃんと受け止められる気がする」と。
あたりまえの、でも言うは易しなこと🍀)

石田ゆり子目当てだったけど
ページをめくっていくと
南直哉さん(曹洞宗禅僧)のコラムがありひきつけられて
(私は宗教に特にこだわりはないです。)



暮らしとおしゃれの編集室 のウェブページに雑誌に掲載されていたコラムを見つけました♡
興味のある方は覗いて見てください(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ

禅僧・南直哉さんに聞きました。人生後半戦、心を平穏に保つ習慣とはvol 1→

禅僧・南直哉さんに聞きました。人生後半戦、心を平穏に保つ習慣とはvol 2→☆☆


禅僧・南直哉さんに聞きました。人生後半戦、心を平穏に保つ習慣とはvol3→☆☆☆


禅僧・南直哉さんに聞きました。人生後半戦、心を平穏に保つ習慣とは vol4→☆☆☆☆
 

本を何冊か読みました。


真っ直ぐご自身の想いにい嘘偽りなく
逃げることもせず向き合って
たどりついた言葉をのせてらっしゃる

それは、時に 
残酷と感じるほどの真っ平らな真っ直ぐさで

そうしなければ届かない深淵まで
心を覗きこむ 物事をのぞきこむ  宗教ものぞきこむ


深いご自身の洞察から
言語化された言葉


宗教をこえて、南直哉さんという方の思索に触れます。
(僧侶というより哲学者だとも言われる所以。)




「老子と少年」
読みやすく そして読み終わることが惜しくて

「なぜこんなに生きにくいのか」にも手をのばしました。
どちらも、読みやすくて、
自らを救うために 禅僧となり、心の真ん中にどっかり居座った 「私」とはなにか、死とははなにかの問いに  挑み 我の問いの山を登り、頂きに辿り着き問と和解した方の独白のよう。




この「老子と少年」「なぜこんなに生きにくいのか」の2冊は とても優しい言葉で書かれていて読みやすいのにとても凄い本。

早い人なら30分くらいで読める本の中に
南直哉さんの観念が本の中の老子の言葉となって語られています。(「老子と少年」)

この2冊。南直哉さんの著書を読んだことがない方にはおすすめです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎



2018年小林秀夫賞作品
帯に仏教史の哲学とあります。

どんな本か作中で自ら説明されています。

ー文中より抜粋ー(27ページ)
私がねらうのは、ゴータマ・ブッダに淵源する、私が最もユニークだと思う考え方が、その後の言説においてどのように扱われ、意味づけられ、あるいは変質したかを見通すことである。
すなわち、「無常」「無我」「空」「縁起」などのキー・コンセプトでゴータマ・ブッダ以来道元禅師までの思想的言説を串刺しにして、これを一貫したストーリーとして語り、結果的に一種の見取り図をつくろうというのだ。
これは結局、「無常」という言葉の衝撃から道元禅僧師の『正法眼蔵』に出会い、果てに出家した自分の思想的遍歴(大げさな言い方で恐縮だが)を総括しようもいうものである。

ーー文中より抜粋(27ページ)

〜〜友人の指摘は当たっている。私は講義を始めた当初、これまで「仏教」として伝わってきた主な思想的言説を単なる羅列ではなく、一つのストーリーに構成して、ある個人が仏教思想に向き合った一例として、後輩の参考に提供したいと考えているのだ。
ある思想のどこに意味を見出し、それをどう消化し語るかを示すことは、恐らくアカデミックな学問の範疇ではない。しかし、「生き方」として仏教を選択したものが打ち出す本稿のごとき見解は少なくとも同じように仏教を捉えるひとひには、賛否はどうあれ、それぞれ自らの立場を顧みるに足る材料を提供できると、私はおもっている。ーーー



あまり宗教の歴史に興味のない方には難しい本だと思います。
私は宗教について深くなく、仏教の予備知識もないまま読んだので  1回では読み込めていません。直哉さんの情熱と熱心さと一貫した串刺し加減に引っ張られて読みました。

まだまだ理解できていないけれど、
読んでよかったと思います


 最後エピローグにほっこりします。




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