先日、体力切れで仕事を休ませてもらった翌日に言われてハッとしたこと。
「もう治られたんですか?」
そうだよね。病気で休んでたらそういう認識だよね。病気=治る、と。
「長くお付き合いしていく病気だから」と話すと
「大変な病気なんですね」と返ってきたのでまた考える。
大変なんだろうか。
正直、闘病前に抱いていたHIVに対する大変さとは全然方向性が違っていて自分でも困惑しているところはある。
命に関わるかと言われれば、薬を飲まなければ関わるし。
治るかと言われれば、現代ではまだ治らないし。
じゃあ重病かと言われると、
自分の場合は食事や嗜好品に制限があるわけじゃないし。
入院や手術も無いし、服薬も一日一回で通院も数ヶ月置きだし。
でも体力切れは如実で、今まで通りのフルタイム勤務はちょっとギリギリ。
とりあえず当面の目標は体力切れの前に気付いて人に伝えられるようになること。
「HIV感染症=死の病ではなく、もはや慢性疾患」というのは真実。
でも、だからといって何も配慮が必要ない、という事ではないよね。よね?