中小企業で営業として働いていた頃の話。

 ある日上司に呼び出されて、
挨拶の声が小さい事と髪が長い事について説教を喰らった事がある。
当時の上司は改善した方が社内的に評価も上がるし
シンプルに立ち位置が楽になるという事を話していたと思うし、僕の事を思って話してくれたんだと思う。

ただ僕は
役職がついていれば挨拶の声は小さくて良いし、
成績が良ければ茶髪でも良いんだなぁと、
瞬間的に思ってしまった。
思ってしまった途端に上司に対して後ろめたさや罪悪感みたいなものを感じた。

家庭は放任主義だったし、
学生時代も校則はないようなものだった。
20数年間何にも縛られず自由に生きてきたせいで
自分のパーソナルな部分を指摘されるのがとても苦手になっていた。

ちなみに僕は今、ロン毛で髭です。
まるで夏休みに金髪にする中学生だなぁと思う。