ははのひ。 | サヨナラノサキ

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2014年4月1日エイプリルフール仏滅に乳がん手術をしました。抗がん剤治療を経てホルモン治療中の2018年3月、乳房再建のためのエキスパンダー挿入、同年11月インプラントに入れ替え。乳がんのことや愛猫、日常のアレコレをブログに綴りたいと思います。

皆さん、こんばんは〜パー

母の日は私には無縁ですがね。
皆さまのブログを見て今日は母の日だと気づいた次第です。

母の日とは関係ないが、
今日お気に入りの中華屋さんへ行って、
酢豚定食食べました。

酢豚loveですから豚豚豚

そしたら私たちの後ろのボックス席にいたおじさん二人連れのおひとりが、

「娘がさ、ゴールデンウィークに猫拾って来ちゃってさ、それも2匹」
「それがまだピーピー泣く赤ん坊なワケよ」
「まったくさ、娘は昼間いないもんだから世話するのはアタシと母さんじゃない」
「拾ってくるだけ拾って来てさ、猫なんか飼ったこともないから世話も大変でさ。赤ん坊だしさ」

そりゃ、大変だなあと聞くともなしに聞いてたらば…

「アタシと母さんがつきっきりで世話してると仔猫も娘じゃなくアタシ達に懐いてさ」

そりゃそうだろ。

「孫がいたらこんな感じなのかねえって母さんとさ」

…何だ、何だかちょっといい話じゃないか。

「娘はさ、もうあんな歳だし結婚もないし子供産む年齢でもないしさ」

おじさん…ちょっと嬉しそうだ。

嫁に行かない同居する娘がある日仔猫を拾って来た。
仕方ないなあと渋々世話する高齢夫婦。

何だか単調だった大人ばかりの生活に、
ちょっとした異変が生じる。

目の前の小さな生き物を愛情持って世話をする。
小さな生き物もその愛情にこたえて懐いていく。

「猫が待ってるからさ」

そう言ってちょっと面倒くさいと言わんばかりに、
だけど何だか嬉しそうに、
店を出ていくおじさん。

いいお家を見つけたね。
幸せになるんだよ。

見も知らぬ仔猫にそう思う。

家に帰れば夕方のニュースで、
かわいい盛りの子犬たちを動物園に捨てたという許しがたい事件。

捨てたのは、多分ブリーダーと予想される。

やめればいいのに。

ペットショップの展示販売、反対です。

命を商売にしてほしくない。

虚しいです。


大ちゃんも人慣れした捨て猫でした。

家に来る前にまだ小さいはかない命を捨てた人がいたことは変えようもない事実です。

どこの誰かも分からない捨てた人を、
私は生涯許しません。