にゃろは〜♡

今日は立冬、冬の始まりですね。
日中は日差しが暖かくて
まだ冬本番とは思えない…。

とはいえ、昨日までの土用が開けて
明らかに心や体のモードが
変わったみたい。

季節の切り替えは、
頭で考えるより体に聞く方が早い。
体の感覚が変わったら、
心もちゃんとついてきます(*^ω^*)

これからは、冬用の体。
皮膚は密度がキュッとしまり 
毛穴も締まり水分蒸発を控え

骨の動きも
冷えた空気を吸い込み過ぎないように
胸の辺りが前にすぼまり、
肩の筋肉が上がり気味に。
…肩凝りの人は要注意ですね。

夜はゆっくり湯船に浸かって
緩ませてからお休みを。 

食べものも青い葉物野菜や
熱帯からきた果物は
体を冷やすので控えめに。

まあ、体が欲しがるものを
素直に食べればいいのですが、
現代人は、体よりも
頭の欲求に惑わされるから
体を毀すんですよねぇ…f^_^;

。。。。。。。。

さて、太古の昔から
季節を肌で感じることが得意な日本人。

これほど豊かな気候を生みだす
日本列島に住む生き物ならではの
感覚なのでしょうね。

3つのプレートの境目にある日本。
地殻変動で押し合いへしあい
圧力がかかって生まれた
高い峰の続く山々。

その山脈があっての降水量。
そして、水の豊富さあっての
多様な植物や生物の生態系。

美しい紅葉を楽しめるのは
日本だけではないけれど、

日本の植物たちは、海外の花のように
大きく華やかではなくて
少し控えめで地味な子たちも多いけど、

繊細な色や
慎ましい葉や
弾ける種や団栗を見ると
本当にいじらしくて愛おしい(*´꒳`*)

。。。。。

そんな日本の自然を実感しに、
先週の土曜日は
近所の「かしの木山公園」へ
植物観察会に出かけました。

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柿の葉を裏から見上げて。

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ヤクシソウは小さな黄色い花
葉っぱが薬師如来の後背に似ているからだそう。

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ホトトギスもまだ咲いてました。

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オトコエシ 
女郎花(オミナエシ)科で、大きく逞ましい。そのまま枯れたものは、オシャレな部屋のインテリアによいかも。

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カマツカ (鎌柄) 枝は硬くしっかりしているのでほんとに鎌の柄に使われていた。
小さな実が残ってました。

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ツリフネソウ 実を触ると弾けます。
花言葉は「わたしに触らないで」

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これは…なんだっけ?メモ忘れ。

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トキリマメ  (吐切豆)種が去痰剤になる。
似たもので葉っぱが厚い痰切豆もあります。

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コウヤボウキは 、高野山で束ねて
箒にしたとか、しないとか(^ ^)

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リュウノウギク 
中国から来た竜脳(精油にする)に、香りが似ているから。実際は樟脳の香り。

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椿。葉っぱもお花も生き生きツヤツヤ。

。。。。。

たくさん写真を撮ってメモって
楽しいお話を聞いて、
たった2時間でもボリューム満点の
植物観察会でした。

ガイドの方も、参加された皆さんも
本当に植物好きで物知りばかり。
なかなかのご高齢だと思うのですが、
野山を駆け回っているからか
皆さんお健やかでご健脚!

やっぱり、
好きなことに情熱を持っていると
ワクワクするからお元気なのですね。

介護予防なんて言葉は
全く必要のない方たちでした。

世の中のお年寄りが
みんなこうなったらいいなぁ。

かしの木山の植物観察会は
毎月第1土曜日に開催されています。 
(1月と8月はお休みです。)


お山はこれからは冬の景色が美しい。
またお邪魔しまーす(*^▽^*)

では皆さんも
冬をお楽しみくださいませ。 
テイクケア♡アロハ