今年も9月がやって来た。

《小さき戦士・応援の旅》



娘が社会で生きていく中で
まず想い心配するのは
心無い好奇な目です。


『人と違う事は変でも
何でもないよ。
みんなそれぞれに違うのだから』

そんな気持ちを一台の車に
託しました。

☆我が家にお嬢がやって来た☆
張り付けられたミニカーは 
それぞれ色も形も役割も全て違う車達。

人だってそう、
肌の色、眼の色、
背の高い人、低い人
障がいのある人無い人
それぞれがみんな個性なのです。

制作時当初には、
誹謗や中傷を受け
笑われました。

しかし私には、
この方法をもってしか
物心つく頃の体の不自由な娘に
“それ”を説明する術は
思い当らなかったのです。


車も出来上がり、心臓病の子供達のもとに
訪問する段になり、
車検を取得する時もそうでした。


『こんな車は見た事がないし、
車検なんて無理』
『絶対ダメって言うでしょう』

などと
相談した人達は口々に言いました。


やってもいない、
挑戦もしていない事を
頭ごなしに決め付ける。。。

<諦める>なんて言葉は
私達家族にはあっては
ならない事でした。


数ヵ月後、
運輸支局からの返事は嬉しいものでした。

そんな想いと共に、
走り続けています。
思い続けます。


私がこれに乗る事を
恥ずかしがったなら
人と違う容姿をした娘は
どう思うのだろう。


『人と違ってもいいよ、
君は君なのだから』

『君の出来る限りの精一杯で
生きればいい』





財力も地位も後ろ盾も無い
何も出来ない親ですが
娘に親としての生き様を
臆する事無く見せていたい。

そんな気持ちで私達は
小さな活動をしています。


長文になりましたが、
私達の小さな闘い方を
書かせて頂きました。


去年見た、あの笑顔が
もう一度見たいから。。




疲れ切った目に光がさした
あの瞬間を見たいから。。


行くぜ!スパークル号!!

壊れるまで走りまくろうぜ。



おになまはげの元へ頑張る