おはようございます
前回書いた手術日の朝から、
早くも３日経ってしまったので、
当日とその後に分けて書きます
あのあと８時過ぎには着替えて手術室へ…。
車いすで看護師さんに連れてってもらい、
手術室に入って手術台に寝転ぶと、
次々に先生や看護師さんが名乗ってご挨拶。
あれよあれよと手術着は脱がされて
心電図や血圧計や駆血帯が撒かれて、
同時進行でどんどん進んでく
駆血帯が撒かれた手を握るように言われて、
あ、利き手にルートとるんだ
と思いつつ手を握ると、手背に針が刺さる。
チクッとしますとは言われたけど痛いなー…
あーいてっ、中で探り直した…
おーいてー、また中で探り直すのか…
いいいいったーーーーーい
指指２本がいっっっったい
「痛いです」と言うと針が抜かれ。
目をぎゅってつぶって、
顔もぎゅっとしかめたまま、
しばらく痛みに耐える
しかしそれでも指が痛い……
動かすよう言われ、動くは動く……
さっき挨拶してくれた
もう一人の麻酔の先生が来て、
声をかけてくれて、
反対の手に刺し直す。
想定の範囲内の痛み
そうそうこういうものだよね？
手の感覚は戻りきらないけど、
まあ手術終わったら戻ってるか
なーんて相変わらずはじめは楽観的な私。
穏やかに対応できた。
そして麻酔で寝かされ…
誰かに声をかけられて目が覚めた。
前回みたいに夢を見た感覚はない。
先生が手術が終わったと教えてくれて、
「ありがとうございました」とお礼。
あ、声出る、良かった、と安心
そして始まる顎のガクガク。
ただ前回みたいに顎が壊れそうな程じゃない。
からだを何かであっためてくれた。
電気毛布か何かかな
病棟のお迎えを待つ間、
ルートとろうとした先生と看護師さんの
おしゃべりが聞こえてくる。
先生はまだ研修医１年目で、
「脳外科とかは夜呼ばれて大変そうだから」
「耳鼻科とか眼科とかマイナー」に
進みたいと思ってること等々
患者がいるのにこんな話してていいのかな…
さっきのこと忘れちゃってはないよね…
こんな話を患者に聞かせちゃう研修医に、
私は刺されて手が麻痺してるのか…
と心がもやもや
病室に戻ると家族が来てくれて、
半月板はやっぱり切除になったこと、
軟骨も傷ついていたことを教えてくれた
しばらくするとシバリングもおさまった。
今回は声も出せる。
目も開けてられる。
手も動かせる。
からだも鉛のように重くはない。
うとうとすることもできる。
あれ、健足も動かせる。
なんなら患足も少し動かせる。
おお
こういうものなの
やっぱり切除だと時間も早いから違う
それかやっぱり前回は異常だったのかな
全身麻酔は怖いと思ってたけど、
ほぼ全身麻酔のせいじゃなかったのかな
とりあえず良かった
夜ごはんも食べられて、
スマホをみる元気もあって、
手はまだ麻痺してるけど、
最終的に切除になったのは悲しいけど、
前回みたいに痛みで呻き続けることはない。
本当によかった