前回からの続きです。




こうして通級指導に通うことが決まった長男。


通級指導は約1時間で、内容はソーシャルトレーニングでした。

プリントやボードゲームを通じて、ルールや人との接し方を学びました。


うろ覚えですが、わたしが見学した時のプリントでは、公園で遊ぶ子供たちの絵が描いてあり、そのプリントを見ながら


「なにか気になるところはある?」

「…女の子が泣いてる」

「女の子はどうして泣いてると思う?」

「…この男の子におもちゃを取られたんだと思う」

「おもちゃを取られてどうして泣いたのかな?」

「…急に取られて嫌だったから」

「じゃあ、どうしたら良かったと思う?」

「…貸してってお願いする」


…このように会話形式で公園内のトラブルと、それらをどうしたら回避できたのか考えるトレーニングでした。


入園前の子に言い聞かせるような内容ですが、頭では理解していても考える前に体が動いてしまう、上の例の男の子のようなタイプの長男には、改めて考えるきっかけになったと思います。


学校での対人関係のトラブルはすぐには無くなりませんでしたが、このようなトレーニングを重ねることと心の成長もあり、少しずつトラブルも減っていき、中学生になる頃には対人関係のトラブルは思い出せる限りではなくなっていました。


この通級指導へは3年生まで通いました。

4年生からは支援級に転籍し、両方利用することはできないということで、通級指導は卒業となりました。


支援級へ転籍した理由ですが、4年生からは教育支援助手の先生がいなくなり、担任の先生だけになるため、立ち歩き等で教室から出てしまったときに放置することになってしまう、と言われたことが最大の理由でした。