デレのメラド公演以降面倒くさくなってガチ放置キメてましたが、4月に就職した会社を8月で辞めて新しい会社(3社目)に行くことが決まったのでご報告(退職文学)まで。
前回のクソ文学はこちら
『理由』
⇒ https://ameblo.jp/nyaguri/entry-12405720579.html
1月あたりからIT系で自社開発やってるところを中心に本格的に転職活動を始めて、面接受けたのが4社。
そのうちの1社でSESやってるところ(#SESとは って人はググってください)しか受からなかったので4月からそこで働き始めました。
ただ、内定もらった3月時点から「次探すわ」って気持ちでいましたし、なんなら内定辞退すれば経歴に傷がつかなかったなぁと後悔しています。
そもそも何で内定もらって早々次を探し始めたかというと、SESやりつつ自社開発やってて、その自社開発部分の求人で応募してそれで内定をもらったのに結局客先にふっ飛ばされたのが納得いかなかったからというのが主な理由です。
内定を辞退しなかった理由はただ単にニート時に遊び呆けた結果金がヤバくなったってだけです。
経緯としては、自社開発の求人で応募してそれで内定をもらった後に、内定後の面談があったんですけどそこでスキル不足を理由に断られたんですよね。
まぁそれはしゃーないとして、「なので似たようなシステム作ってる案件に常駐してもらってスキルを身につけてもらう」って言われたのではいわかりましたでその時は済ませました。
その後再度面談した際に「やっぱスキル不足で紹介できないから別の案件行ってもらいます」って言われて、納得いかねーなと思いつつ「それならばせめて自社のメンバーがいる案件紹介してください。チームで開発したいです」と希望を伝えて案件を紹介してもらうことになりました。
そこから地獄みたいにメールで案件の詳細ぶん投げられて確認の電話かかってきての繰り返しが続いた上に、勤務地は都内じゃねーし案件の詳細って言っても守秘義務だかで「〇〇系アプリ開発、使用言語:Java、担当業務:設計、実装」みたいなザックリとしか書かれてない内容のメール送られて「受けたいところありますか?」とか聞かれたりの繰り返しで辟易しました。
とりあえず勤務地と使用言語(もうこの際作るシステムのことはどうでもよかった)で選んで4社面接しに行きました。
因みになんですけどSES業務で面談するのってAUTOらしいですね。
正確には面談した後落とすのが駄目なんだっけな、知らんけど、
で、面接行く際に自社の営業と待ち合わせしたんですけど、合流後に「他社の営業さんと合流します」って言われてその人と合流したらロクに紹介もされずに「後はおまかせします」って言われて自社の営業は帰ってそのままその人と面談しに行くってのが4社中4社あって、「どういうことなの…SESってそういうもんなんですか?」って気持ちになったのと「やっぱやべーなこの業界、辞めたろ」って気持ちになりました。
酷い時だと直接他社の営業と待ち合わせてそこからまた他社の営業に回されるってことをやられました。
この辺りは自分の業界知識の無さを恨みましたが実際そういうもんなんですかね?
詳しい人いたら教えてください。
受けた4社(社っていうか案件数だな)の概要なんですけど下のような感じです。
1.はてブロで良く話題になっている退職文学で有名な企業の案件。
ヤバそうだなと思って稼働時間聞いたら案の定既に火を吹いていたので即断った。
2.大手自動車保険の案件。
比較的平均年齢が若そうな印象と面接でめちゃくちゃ話が弾んだ(車の話で盛り上がった)のが理由で最終的にここにした。一緒に受けた男性(多分俺より若かった)がめちゃくちゃ意識高そうな雰囲気醸し出してて且つ「PGしかやりたくないです」とか平気で言っていた。後々面接をしてくれた人と話す機会があったので「あの人めちゃくちゃ意識高そうでしたね」って言ったら「ヤバかったですね…メールで紹介された段階で同じようなこと言ってたのでお断りしたんですけど結局プッシュ…」って言われて一緒になって馬鹿にしてたのを覚えている。
実際に働いてみて、いい人達ばかりだったし、自社の人と同じような待遇で良くしていただいた。送別会も会社での送別会とチームでの送別会とで二回もやってもらったし、なんなら「もっと居てもらいたかったです」って言われた時はお世辞でも嬉しかった。比較対象が前職の一社だけになるけど、同じような従業員規模だけど新人教育への力の入れ方というかやり方は参考になった(前職が参考にならんレベルなだけかもしれん)。具体的な作業指示を投げつつちゃんとサポートに回って徐々に難易度を上げていくスタイルは理想的だなと感じた(前職はほぼ丸投げ、困ったら聞いてスタイルの割に当のOJTや上司が常に忙しいパターンで聞いたら聞いたでめんどくさそうな雰囲気出したり文句言われたり)。
あとコードのクラス名やメソッド名がちゃんと機能名で書かれてるってだけでスラスラ読めて感動した(前職はもうデタラメだった)。
ただ開発はクソつまんなかったです。
送別会に参加した新人の子がなろうで小説書いてるって言ってたから思わず「え?何太郎ですか?」って煽ってしまった。
3.なんのシステムだったかよく覚えてないけど(確か住宅メーカーかなにかのシステム)、面談した相手がコミュ障というか吃りが酷くて何言ってるかわからなかった。
4.組込システム案件。一緒に面談した人が夕方クインテットのアキラを太らせて白髪にしたようなオッサンで且つ緊張していたらしくマジで何言ってんのかわからなかった。
とりあえず2の会社へ4月から常駐することになったんですけど、「一人で行ってもらいます」って言われてなんかもう全然話ちげーし危ない匂いしかしないと思って3月半ばから転職決まったのに転職活動をする暴挙に出ました。
あと年収下がったのも理由ですね。
基本給ベースで考えたら前職と次行くところより高いんですけど如何せんボーナス無いし諸々の福利厚生面が悪くなったっていうのがマイナス要因ですかね…。
いやまぁ前職は残業代で稼ぐスタイルだったししゃーない。
現職も残業代出ますけどほぼ定時だしそれはそれでアドいんですけど。
他の要因としては「何次請けかわからない」ってところですかね。
多分孫請け以下だと思うんですけど正確な数字わからないのが闇の深さを物語ってる気がする。
前職ですら二次請け(場合によっては一次)だった。
自社名名乗れない上に勤怠管理が他社でしかも自社用に別途勤怠表を提出しなきゃいけないのがめちゃくちゃ面倒。
よくわからんけどこの辺の孫請けとか派遣先から直接指示を受けるとかも違法らしいんですけどいまいち自分の契約形態わかってないマン。
まぁオサラバするんでいいです。
二度目の転職活動についてですが、一回目の転職活動の時はエージェント一社しか使わなかったんですけど流石に失敗できねぇと思って四社に増やしました。
また自社開発系で、条件にプラス年収上がりそうなところ(大手とかそこの子会社とか)を中心に受けました。
以下利用したエージェントサービスと使ってみた感想
1.リなんちゃら
正直一番使った。数撃ちゃ当たるスタイル。自分で求人を探せる人は利用してもいいと思う。次に行くところはここで探して受かった。選考のタイミングとかめちゃくちゃ気をつかって調整してもらったし、面接後のアンケートとかちゃんと反映してくれるし、フィードバックも送ってくれてありがたかった。
2.Dなんちゃら
現職紹介されたところ。とりあえず前の担当エージェントを外して別エージェントからのスタート。一応自分で求人も探せるけど、大した求人紹介してこない上に企業名間違えたりLINEでのやり取りが馴れ馴れしかったのでマイナス印象。さらに面接行って「ここちげーな…」って思って理由をちゃんと述べて辞退したのに「何が嫌なのか教えてください」とか再度連絡きたり面接調整下手くそだったりで踏んだり蹴ったりだった。
3.マなんちゃら
面談時に上に書いてある内容を転職理由として伝えたら「転職する意味あります?」とか鼻で笑われたので(言い過ぎかもしれないし俺の勘違いかもしれないけどマジで笑われた)問い合わせフォームから苦情入れたら忘れたころにそのエージェントの上司から謝罪の電話がかかってきた。全然良い印象なかったし全然使わなかった。
4.レなんちゃら
面談時に上に書いてある内容を転職理由として伝えて、4月の現場に行き始めた頃に「入社されてどうですか?」とかいう余りにも抽象的な連絡が来た。とりあえず「自社での作業ではなく客先での作業なのでなんとも言えませんが、客先の雰囲気はいいです」と伝えたら「それは良かったですね!それでも転職活動を続けますか?」とかいう意味わからん返信来たので、「客先での作業が嫌だから活動するつもりで貴社のサービスに登録したのですが…」と返信後、またしても問い合わせフォームから苦情入れてすぐ担当変えてもらった。二人目の担当に謝罪されたけどここも大した求人送って来なかったのでマイナス印象。
これ内定取れたところ以外クレーマーとしてブラックリスト載ってるのではってレベルだな。
上記四社使い、4月から行っていた現場が比較的忙しくなかったのでほぼ毎日定時で上がって結構な数の企業の面接に行っていました。
以下印象に残ってる企業
1.某大人気アイドルコンテンツの貧乏アイドルと同じ名前したところ
履歴書見ながら面接してるのに何度も名前間違えられた上に人の話聞くような態度してなかったから一次面接後辞退の連絡をした。俺のコミュ力の問題なのか話も噛み合ってなくて時間無駄にした感が一番強かった。因みに「書類選考で評価していただいた点を教えていただけますか?」と逆質問したら「通した人間じゃないからわからない」とのこと。面接するならせめてそこは意識合わせしておけよ。
2.前職と同じシステム開発やってるところ
面接官が中国人で正直話しが噛み合ってなかった。「PGとしては優秀だがSEとしては微妙」とハッキリ言われたのを覚えている。「私一人じゃ判断できないから二週間くらい考えさせて欲しい」と言われて一ヶ月近く待った挙げ句お祈りされたが、次いくところの内定貰ってたのでノーダメ。
3.犬が二人羽織しているCMの企業
実家の裏に工場があってそこのSEとしての求人だったので応募したら書類が通った。面接官の人はあまりIT系に詳しくない人だったけど「あまりうち受ける人いないし、今日話してみた感じ全然良いと思ったので一次は合格にします」と一次面接終わった段階で合格言われて笑いそうになった(正直事業内容はめちゃくちゃ興味あったので超熱心に話を聞いたり質問したりした)。残念ながら次いくところの内定貰ったので辞退。
4.昔父親が勤めていた大手メーカーのグループ企業
志望動機聞かれて当たり障りないことを述べたら「もっとあるでしょ…こう、本音ベースのさぁ…」って言われたのでバカ正直に「以前父が同グループの企業に勤めており、幼少期からある種の憧れを抱いていたので志望しました」と言ったら「そういうのだよ!いいじゃん」って言われたのを覚えている。因みに面接中に普通にスキルがマッチしないとの理由でお断りされた。
内定貰ったところ
大手Sier(富士ソフトではない。#Sierとは って人はググって欲しい)の子会社。元々大手メーカーの子会社だったところが業務提携でSierの子会社になった感じ。一応株主にそこのメーカーがいるしなんなら案件が大体そのメーカー向けのもの。どちらかと言うとユーザー系色が強いそうで、2ちゃんによると親会社より給料がいいらしい。面接は結構普通だった。適性検査があって身構えたけどクレペリン検査とかいうひたすら足し算していくやつだったし、なんなら前職で扱ってたシステムと同様のシステムのエンジニアで募集があったので受けたら受かったみたいな感じ。運が良かったと思う。基本給は一番低いけど各種手当てで誤魔化されてる感。ただ賞与の額が一番高い。内定通知の書面に記載があった年収の賞与欄、夏冬合わせて約6ヶ月分(四捨五入して盛ってる。実際マジでそんなもらえないと思う。それでも記載の年収が前職の残業代と春夏冬の賞与合わせた年収とどっこい。残業したらすぐ超える)。あと大手の子会社ということもあって福利厚生が一番充実してる。実際の仕事内容は蓋開けてみないとわからんけど多分プログラム→テストはやらないと思う…。完全に一次請けで客との打ち合わせや設計がメインになると思う。Sierだししゃーない。別にものづくりに携われればいいやってのとやっぱり条件がいいところに入りたいってのが今の所の気持ちですハイ。
関係ないけど前職で大変お世話になった人に「俺に「うちの会社に来て欲しい」って言われるようなエンジニアになって」と言われて結局言われませんでしたが同業他社に入ることになったので対戦よろしくお願いします(その会社は築地市場の移転先に自社ビルがあるバドミントンが強いところ)。
今月から行くことになった現場の面接に自社の営業が同席したんですけど、その営業に「面接上手いですね」って言われてとてもじゃないが転職活動しているからだって言えなかった(別に俺の人生かかってる面接じゃないので緊張もクソもなかった)。
とりあえず内定貰ったので退職したいと伝えたらまぁ入社してすぐなんで色々説得されましたけど「比較的大きい企業で一次請けですし条件もいいので」と伝えて退職することになりました。
■諸々の所感
・今の現場
孫請けで入って自社の名前名乗ってないのは相変わらず。一次は某ブラック案件で有名なところのグループ(自分の半値と頭二文字が同音。富士ソフトではない)。客が退職文学で有名なところのグループ(🍄のイメージキャラクター)。外部接続禁止なので暇が潰せないのがネック。未だに開発機がメモリ4GBのクソノート。規模が大きすぎて誰が何の作業しているのかわからないし誰がどこの所属なのかもわからない。自分の会社と対窓口になってる教育担当が声が小さすぎて何言ってんのか聞き取れない(悪い人ではない)。自社の営業に「今回の現場は自社のメンバー同士でチーム組んでもらいます」と言われてよくよく話を聞いたら俺より後に入社した人間二人増員(ロクな紹介もなかったがある一件で二人に対する第一印象は最悪だった)。自分が陽キャとは言わないけど他メンバーが陰キャすぎてまともなコミュニケーションが取りづらい(会話が絶妙に進まない)。曲がりなりにも客先なのに同僚二人の言葉遣いとか所作とかのマナーが鼻につく(俺が気にし過ぎなだけかもしれないし30分おきに離席して喫煙所行ってる俺が言えた口ではない)。
・郷に入っては郷に従え
客先常駐の開発経験はありましたが同じようなシステムばかりだったので、完全に系統の違うシステムに携われるのは新鮮でした。当たり前っちゃ当たり前ですが、開発環境や規約、各種フォーマットの違いに慣れるのがまず第一だったような気がします。ただIDEとoffice系の機能や使い方は熟知しておいて損はないです断言します。逆にフリーソフトとかは都度都度でいいかと、現場によって使えないところもあるので。
前職でIDE使わないであるテキストエディタでゴリゴリにコーディングしてていざ退職して使えない現場行った時にもっと知っておけば良かったわと今思っているので(たまたま同じIDEを使っているっていうのもありますけど)。理想は多分満遍なく使える方がベストだと思いますが自分はそこまで出来る気力はないです。
・転職活動している間は不安に煽られるがいざ終わると「なんとかなったな」感が強い
「入社して早々次に行くのは難しい」って各社エージェントに言われましたがなんとかなりました。マジで運が良かったと思います。
・「Sier vs Web」論争は「フリーランス vs 企業勤め」論争並に不毛
よく極端に片方のメリットだけ挙げる人いますが、それぞれメリット・デメリットを提示してから話が成り立つと思ってます。この手の話は自分がどっちに合っているかの得手不得手に関することなので。自分でちゃんと勉強して技術トレンド追える人はWeb行ったほうが幸せだと思うし、俺みたいなタイプは多分ユー子とかでぬるま湯に浸ってたほうが良いと思います。そもそも論ですが系統の違う「Sier vs Web」の図式で話が起こる事自体が間違いって言われてますし、自分も同意見です。因みに自分はWeb系に関しては全くスキルがないので十中八九行けないと思います(正直一回目で懲りた)。
・勉強はしておいた方が良い
まぁ技術書読んだりQiita読む程度だったりでいいので技術トレンド的なものは追っておいた方が良いと思いました。どこでその知識が活かされるのかわからないのでなるべく続けて行こうと思います。話のネタにもなりそうなので。今回の転職に関して、IT系だと理想はメガベンチャーとか外資とかそういう方がいいんでしょうけど(ITに限らないとは思いますが)、そういうところに行ける人って本当に自分で勉強できる人だと思いますし、自分がそうじゃないから選択肢を考えた結果で納得させる意味合いで言うとまだ最善の選択肢だったと思います(前回が悪手すぎた)。次がないことを祈る。
なんかもっと書くことあったような気がするんですけど思い出したら追記します。
対戦ありがとうございました。
