にゃごみです。
gattoさんにはんぺんちゃんが遺棄されて4年が経ちました。

冬の雨降る真夜中、今まで使っていたトイレやごはんなどと一緒にごみのようにして置いていかれました。
防犯カメラの映像には、置いていった何かを蹴る犯人の様子も映っていました。
それを見たときの衝撃と怒りと悲しみは今でも覚えています。

はんぺんちゃんの件については警察がきちんと動いてくれたので、犯人(=元飼い主)が検挙され罰金刑が下されました。
動物遺棄事件は事件として扱ってもらえないことが多いなか、きちんと捜査していただけてよかったです。

その後もgattoさんに限らず、全国の保護猫カフェや保護猫活動団体さんへの置き去り事件は多発しています。

「保護猫カフェだから黙って置いていっても保護してくれるだろう」
「保護猫活動してるんだから引き取ってくれて当たり前」

確かに保護猫カフェや保護猫団体さんでは置き去りにされた猫を見捨てることはしないでしょう。

ただし、猫が一匹増えるとその分お世話するお金や人手が増えます。無断で置き去りにされるとその子のお世話をするお金はカフェや団体さんの運営費から賄うことになります。

それがカフェや団体の運営を圧迫し、最悪の場合カフェや団体の破綻につながってしまう場合もあります。
破綻してしまえばそこにいる猫たちの行き場がなくなってしまいます。
猫たちの居場所を守るために、事前の相談と費用の支払いをお願いしているのです。

犬猫の平均寿命は15~16歳となり、20歳ぐらいまで生きる子もいる現代。ずっと一緒にいると覚悟を決めている方がほとんどだとは思います。
しかし、愛するわが子が天寿を全うするまでの間に飼い主さん自身の生活の変化や万が一が起こり得ます。

飼えなくなったときの引き受け先の確保や遺言書の準備は大事です。

今年は動物愛護や万が一への備えへの啓発の思いを込めた作品づくりに力をいれたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。