今年 随分楽しませて頂いた

『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19』 

 

今シーズンの最後は 不朽の名作 ロミオとジュリエット でございます

 

 

 

 

 

プロコフィエフの旋律に乗せた不朽の名作「ロミオとジュリエット」。運命の恋人たちが情熱的に短い生を駆け抜ける本作は英国ドラマティックバレエの最高峰。ロイヤル・バレエの演劇性と、あまりにも美しく儚くロマンティックなバルコニーシーンの二人に心奪われる。

あらすじは 言うまでもありませんね^^

 

 

   【振付】ケネス・マクミラン

   【音楽】セルゲイ・プロコフィエフ

   【指揮】パーヴェル・ソローキン

   【出演】ジュリエット:ヤスミン・ナグディ

       ロミオ:マシュー・ボール

       ティボルト(キャピレット夫人の甥):ギャリー・エイヴィス

       マキューシオ(ロミオの友人):ヴァレンティノ・ズケッティ

       ベンヴォーリオ(ロミオのいとこ):ベンジャミン・エラ

       パリス(大守の親戚):ニコル・エドモンズ

       キャピュレット卿:クリストファー・サウンダーズ

       キャピュレット夫人:クリスティナ・アレスティス

       乳母:クリステン・マクナリー

       三人の娼婦:ベアトリス・スティクス、ミカ・ブラッドベリ、ロマニー・パジャック

       マンドリン・ダンス:マルセリーノ・サンベ

       ローレンス神父:ジョナサン・ハウエルズ

       ロザライン(ロミオの片思いの相手):金子扶生

 

 

巨匠ケネス・マクミラン振付の本作はドラマティック・バレエに秀でたロイヤル・バレエの最良の部分を見せる決定版。プロコフィエフによる圧巻の音楽がロマンティックなパ・ド・ドゥや生き生きした群衆シーンを鮮やかに彩り、ニコラス・ジョージアディスによる重厚華麗な舞台美術によって16世紀のヴェローナが再現される。

数日間で大人への階段を駆け上るジュリエット、燃え上がる恋心を抑えられないロミオの高揚感が振付へと昇華したバルコニーのパ・ド・ドゥはすべてのバレエ作品のデュエットの中でも最も甘美で忘れがたい場面。ロミオにマキューシオ、ベンヴォーリオが加わった”3バカトリオ”の友情も微笑ましく、疾走感のある群衆シーンドラマティックな旋律に乗った重厚な騎士たちの踊り悲痛な墓場でのパ・ド・ドゥなど、名場面に事欠かない。

今回は愛らしいヤスミン・ナグディと、マシュー・ボーンの『白鳥の湖』に主演して話題沸騰中のマシュー・ボールという、ロイヤル・バレエの新世代を象徴する若手プリンシパルペアが主演して、初々しく情熱的な恋に観客の胸も高鳴りっぱなしとなることだろう。

 

 

 

今回 私がいいと感じたのは 音楽

バレエは もちろん台詞は無いのですが 色々な形で物語を表現します

音楽が実に雄弁に 物語や感情を表してくれていました

 

 

そしてもうひとつ とてもよかったのが ロミオ!!

 

ロミオ:マシュー・ボール

 

 

踊りも良かったのですが 何と言ってもその容姿(笑)

まさに『おぉ!ロミオ!!』って感じです

 

幼さの残る笑顔が 若いロミオにピッタリでした!

 

 

 

ジュリエットもとても愛らしかったのですが

ちょっと ジュリエットのイメージじゃなかったかな^^;

 

ヤスミン・ナグディ

 

 

 

 

そして「ロミオとジュリエット」と言うと 恋の物語 

恋人同士のパ・ド・ドゥが見所ですが それ以上によかったのが 決闘シーン

激しく踊りながら剣を合わせるシーンは 迫力満点でした

 

 

ちなみに 有名なバルコニーのシーンでのパ・ド・ドゥがあるのですが

ジュリエットのバルコニーって これ ⇓ なんですよね^^;

 

私もベローナで見た時には こんなに小さなバルコニー??(゚∇゚ ;)って思いましたが 

ここでどうやって踊るんや~~ と心の中で突っ込みながら拝見させて頂きました(笑)

 

 

 

これで 2018-19シーズンは終了 

オペラも見たかったのですが都合が合わず 結局バレエ3本だけになりました

来シーズンは ぜひオペラも拝見したいと思います 楽しみ~