問89 外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ウフェナマートは、湿疹、皮膚炎、かぶれ、あせも等による皮膚症状の緩和を目的として用いられる。
b フェルビナクは、抗炎症作用に加え、殺菌作用もあるため皮膚感染症の改善を目的としても用いられる。
c 喘息を起こしたことがある人では、インドメタシンが配合された外皮用薬の使用を避 ける必要がある。
問90 角質軟化薬及び化膿性皮膚疾患用薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 硫酸フラジオマイシン(フラジオマイシン硫酸塩)は、細菌のタンパク質合成を阻害 することによる抗菌作用を目的として用いられる。
b スルファジアジンは、細菌のDNA合成を阻害することによる抗菌作用を目的として 用いられる。
c グリセリンは、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることによる角質軟化作 用を目的として用いられる。
d 尿素は、角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として用いられる。
問91 みずむし・たむし用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ブテナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることによ り、その増殖を抑える目的で用いられる。
b オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、 細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える目的で用いられる。
c ウンデシレン酸は、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存に必要な物質の 輸送機能を妨げることにより、その増殖を抑える目的で用いられる。
d ピロールニトリンは、患部を酸性にすることにより、皮膚糸状菌の発育を抑える目的で用いられる。
問92 次の記述にあてはまる毛髪用薬の配合成分はどれか。
末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示し、 頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。副作 用として、コリン作用による局所又は全身性の発汗、それに伴う寒気、震え、吐きけが現 れることがある。
1 カルプロニウム塩化物 2 カシュウ 3 チクセツニンジン 4 エストラジオール安息香酸エステル 5 ヒノキチオール
問94
禁煙補助剤(咀嚼剤)及びその配合成分に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。なお、2箇所の( a )内にはどちらも同じ字句が入る。
口腔内が( a )になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーなど口腔内を( a )にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。また、ニコチンは( b )を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品 (鎮咳去痰薬、鼻炎用薬、痔疾用薬等)との併用により、その作用を( c )させるお それがある。
a 酸性 アルカリ性 b 交感神経系 副交感神経系 c 減弱 増強
問96 滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはど
れか。
a アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、生体におけるエネルギーの産生効率を高めるとされ、骨格筋の疲労の原因となる乳酸の分解を促す働きを期待して用いられる。
b 補中益気湯は、体力虚弱で元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、寝汗、感冒に適すとされる。
c システインは、肝臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドの代謝を促す働きがあるとされる。
問97 漢方処方製剤に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 防風通聖散は、体力中等度以上で、赤ら顔でときにのぼせがあるもののにきび、顔面・ 頭部の湿疹・皮膚炎、赤鼻(酒さ)に適すとされる。
b 防已黄耆湯は、体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症、湿疹・皮膚炎、ふきでもの、 肥満症に適すとされる。
c 黄連解毒湯は、体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節痛、むくみ、多汗症、肥満(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされる。
d 大柴胡湯は、体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向 があるものの胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満 症に適すとされる。