オタク感満載なので、知らない人は適当にスルーしてくださいべーっだ!




キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ



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父がビデオ屋で買ってきて、保育園~小学校、夢中で何十回と見た「少年ケニヤ」。



久しぶりに観たくて観たくてAmazonでポチりました。2470円。







時は1941年。



アフリカはナイロビ。主人公村上ワタルは父の仕事に連れられアフリカ奥地に赴きますが、その途中で戦争が始まってしまいます。



さらにトラブルが二人を襲い、広大なサバンナで生き別れになってしまいます・・・。



猛獣があまねくサバンナの中、丸腰のワタルは途方に暮れますが、偶然マサイ族の酋長ゼガを救い、彼と一緒に父親を探してもらうことになります。



ゼガの元、槍や水泳、果ては動物の扱い方まで学び、ワタルはたくましく成長していきます。
(つまり和製ターザンですな。)




この映画、音楽・映像・ストーリー、全てが素晴らしいのですよ!



大空に一気に飛び上がっていく鳥達、
サバンナを群れをなして駆けるシマウマ、
悠々と歩くライオン。
それぞれの動物の動きが、しっかりとした観察の元描かれています。
写実的で躍動感に満ちています。



顔に一見不気味に見えるペイントをした様々な民族。奇声にも聴こえる雄叫び。人喰い族を連想させておどろおどろしく、でもワクワクします。




そうだなぁ、子供の頃アフリカなんて宇宙と同じくらい遠い世界だったよな~。なんたって巨大ヘビに巨大カエルまで普通に出るもんな。


このアニメ見てどんなにその遠い世界を夢見たことか。



観終わった後、ワタルになりきって庭の石の上をぴょんぴょん跳ね回った。



ワタルが救う、白人少女ケートの金髪をどれだけうらやましいと思ったことか。(このアニメの偉いとこは、黄色人種はちゃんと黄色人種の色、白人は白人の色をしてます。すっごいリアル。)



とはいっても、
大人になって観てみるとつっこみどころがいっぱいあります。



映画後半になるとサバンナの中に原子爆弾や恐竜まで出てくるしショック!軽く迷走。



救出された父親が何故かいきなり原子爆弾の総監督になってたり。



そして、随所に出てくる日本人礼賛。これには笑ってしまった。



まず、ワタルの

「僕は日本男児です」

に始まり、


サバンナの部族の人でさえ、


「日本人なら勇気を持っている」

「日本人は尊敬できる」


と。




映画が制作されたのは84年。なにか?日本人が素晴らしいというのは世界のコモンセンスだったのかい?



とはいいつつ、



観終わった後は、すごい充実感キラキラ



最後にワタルがアフリカを去る際の、



「ありがとう、アフリカ」は胸にツーンときます。




まさに夢の世界にどっぷりはまりました。



口移しにメルヘンください~音符って主題歌が頭をループします。



ポニョを観ていると、ちょうどテニス君から電話があって、一時間ほど話しました。



そんなこんなな金曜日でした。