もともと心配性で、
仕事をしていたときはミスをしないために
excelをマクロで自動化したり、
チェックリストを作ったり、
数値の検証用照合シートを作ったりして、
ひとつひとつ確認してはココロの安定を図っていた。
今は仕事をしていないので、
心配事がどんどん積み重なって、身動きできない。1日が何もできないまま過ぎていくー。
ダンナが病気になったら。
ダンナが死んでしまったら。
葬儀を取り仕切ることができるだろうか?
この家の引越しや相続手続ができるのだろうか?
ダンナの前妻の子とうまくコンタクトとれるのだろうか?揉めない?
義母や親族とうまくやっていけるだろうか?
そのあと、どうやって生きていくのだろうか?
弟は母が亡くなってひとりになって、ちゃんと生活しているのだろうか?
弟が病気やケガをしたら?
弟が死んでしまったら?
発見されるのが遅くて、酷いことになっていたら?
葬儀は?相続は?実家は?墓は?
そして、ワタシが急に死んでしまったら、ダンナは諸々のことができるだろうか?
弟はその後ひとりで大丈夫だろうか?
-----------
と書いていて気がついた。
ワタシが死んだ後のことまで考えてもしかたない。残った人が何とかするでしょ。
『故人がやってたから、わからないので』と言えば、大抵のことは教えてくれるよね。
ワタシの持ちものは全部捨ててしまっても、ぜんぜん構わない。譲りたいものも人もいない。
業者に頼んで処分してもらえばいいよね。
うん、それでいいし、きっとそうするだろう。
弟には『ワタシが先に死んだら、家を売って自由に生きなさい』と伝えた。
だって、大事に守っても国庫にいくのよ。それなら使い切ってしまったほうがいいでしょ。それでも長生きして足りなくなれば、生活保護って手がある。心配要らない。
弟が死んだら、母のときと同様に簡素な葬儀をして送ればいい。同じところに頼めば、二度目だから上手にできるだろう。住宅ローンはチャラになるから、実家は売却すればいい。大した財産にはならないから、相続税の心配はいらない。
病気やケガで動けなくなったのなら、介護保険に頼ろう。きっと大丈夫。
実家を売却すれば、施設にも入れる。
ダンナが病気したり死んだりしたら、優しい親戚が全部取り仕切ってくれるだろう。ワタシはただ泣いていればいい。
お金の心配も要らないだろう。
全部終わったあと、ダンナの実家に住まわせてもらえばいい。甘えさせてもらおう。
保険もたっぷり入っているから、心配いらないはず。そのうち年金がもらえる歳になって、贅沢しなければ生きていけるようになるだろう。
相続も親戚がやってくれるだろう。
なーんだ。
大丈夫じゃん。
心配要らない。
先のことは、大丈夫。
問題が起きたらそのときに考えてもらおう。
ワタシだけが考える必要はない。
よかった。
心配『性』から心配『症』になる手前で踏みとどまれそう。