私は兄と二人暮らしだった。
父は母と結婚してから別れ、母は病気で死んだ。
兄は幼い私を一人で育ててきた。
二人暮らしで大変だったが、幸せだった。
でも・・・・・8年前・・・・・
幼コゥ:ナナー手伝ってくれ!
幼ナ:いいよー
いつもと変わらない会話。
そこに突然村の人が飛び込んできた。
村人:隣の息子がやつらにっ!!!!
幼コゥ:え・・・?
外に出てみると人が集まっていた。
村人:あいつらがやったのか?
村人:ひでぇ・・・・
人々が囲んでいるのは、兄の友人の変わり果てた無残な姿だった。
幼コゥ:シュン!?・・・・・そんな・・・・うそだっ!!!
うわあああああっ!!!
兄の友人が奴らに殺された。
それ以来、兄は自分の部屋に閉じこもって何かをしていた。
幼ナ:コゥ兄・・・・?どうしたの?
幼コゥ:ん?大丈夫だよ・・・
その笑顔がどこか寂しそうだった。
・・・5年前のある日・・・
幼ナ:どこ行くの?
幼コゥ:組織を倒しに行ってくる。お前は家にいろ。
幼ナ:いやだ!!!私も付いていく!!!
私は兄にすがり付いた。
幼コゥ:来ちゃだめだ。危ないんだぞ!!
幼ナ:行かないでぇ!!!一人じゃ無理だよ!!!
幼コゥ:大丈夫。あいつら何かに負けたりなんかしないさ。さっさと片付けて帰ってくるから。
なっ!
そう言って、ニッと笑い、私の頭を撫でた。
それが最後の会話だった。
兄は帰ってこなかった。
私は奴らを倒すための旅をしながら兄を探した。
そして・・・・
ナナ:やっと見つけた・・・・