・・・カサカサ
カサカサ・・・・
寝てたら夜中に 羽音が 聞こえたの
ずっと
ん・・・ 妖精さん?
どこにいるの?
カサカサ・・・
あっ・・・!
残像だけを残して 隠れちゃった
なん度も
なん度も
どうして逃げるの?
おねがい 出てきて
姿を見せてちょうだい
キミは優しく こう言うの
「眠ってるあいだに妖精さんが
ゆあにエネルギーを
吹きこんでるんだよ」
あゝ そうだったのネ
どうもありがとう
足もとに
雪のように漂ってる白い綿
フーーーーッ!
て、ひと吹きしてみたの
そしたら
通りの向こうのほうまで
飛んでいっちゃった
あなたは
どこから来たの?
ポプラの木からですって
シルクのふわふわ
ツリーの飾りみたいな綿毛
葉っぱのあいだに
ポプラの妖精たちが ぶら下がって
ブランコしてる
遊びが終わったら
その綿毛は どうするの?
枕やクッションにするのよ
それから
フーーーーッて
吹き飛ばして遊ぶの
わぁ・・・
とっても楽しそうネ
さぁ
美味しいご飯を食べたら
お勉強のつづきよ
今夜 お月様のそばで
耀くお星様は 天王星だよ
ずっと だいすき