2024年5月17日

旦那と2人で病院へ行った。

病理検査、造形MRI、PET-CTの結果から
転院先での診断が出た。

類内膜がん
ステージIA期、G2以上

前の病院で言われた結果よりは
少しましになったけど

やはり、癌であることは変わらない。と

ただ、

今のところ癌は子宮内膜に留まっていそうで、
子宮筋層にまでいってなさそうであること、

リンパや他の臓器への転移は
今のところ見られないこと、
PET-CTでは1cm以上ぐらいの
塊じゃないと見えないので、
もしかしたら小さいがん細胞がある可能性はある

不幸中の幸いです、と言われました。

しかし、グレードは高く、

2か3ギリギリのラインくらいと
言われました。


基本的に子宮全摘出です、
死にたくなければこれしかないです、
手術は早くやるに越したことはありません。

と言われました。


内診もしてもらったのですが、
エコー検査から
もうポリープのようなものは見当たらず

綺麗ですね、って言われた。


綺麗ならもうがん細胞はいないんじゃないか、
この前の検査入院のときに
全部取り切れたんじゃないか、

と聞いてみましたが

残念ながら、
がん細胞が見つかった以上
摘出するべきだと言われました。

まだ希望が捨てきれず
子宮全摘に進めないわたし。


ネットで調べた
黄体ホルモン療法はできないかと尋ねました。

この治療は本来
子宮内膜増殖症の方や
類内膜がんIAG1の方を対象としているもので

わたしはG2以上なので
本来推奨されないけど

先生いわく
まず、この黄体ホルモン療法は
先生個人的にはあまり推奨しないと、

完治率が50%程度で再発率も高く

また、そもそも
この治療法で癌が完治しても
子どもを授かれる可能性は低いかもしれない、と

でも、
患者が全摘をしたくない、
この治療をしたいと言ってる以上
お医者さんとしてはその通りにするしかない
と言われました。

なので、治療法については
旦那と、そしてわたしの家族、旦那の家族と
話し合って決めることにし、

次の週に治療方針を決定します、と
お医者さんに伝えました。


この時、わたしは
子宮全摘出はしたくない、
黄体ホルモン療法でできるだけやってみたいと
考えてました。

旦那は子どもよりもわたしを、
子宮全摘出して完治してほしい、と考えており

意見がぶつかってました。


また、子宮全摘出をすることになった際に
代理出産を考えているため

お医者さんに
代理出産のための採卵は可能ですか?
と聞いたところ

日本では代理出産できないので
あまりいい顔をされませんでしたが、


うちの病院ではできない、

自分でクリニックを探すしかない

それでも、いいなら

採卵1回程度は癌に影響がないと思われるので
やっていいです、と

言ってもらえました。


そしてわたしと旦那は

わたしの子宮をどうするか
調べて、調べて、考えて

同時並行で
採卵するためのクリニックさがしに

動くことになりました。




不正出血から癌と診断されるまで
約7ヶ月。

わたしはがん細胞をお腹にかかえて
約7ヶ月生きていました。




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