３年。

２月５日、あれから３年。

2/1に2013年シーズンのプロ野球のキャンプも始まり、やっと今年もスタートしました。

やっとスタートという頃になると、毎年思い出す一人の選手がいます。

３年前の今日、やっとキャンプも始まったという頃に、一人の野球選手が亡くなりました。

オリックスバファローズの、小瀬浩之。

あの日のことは、今でも忘れられません。

今でも、なぜああなってしまったのか、わからないことはたくさんありますが、小瀬浩之という野球選手が亡くなった、ということは紛れもない事実です。

どんな思いでそれまで練習していたか、どんな思いであの夜を迎えたか、わたしが想像するには答えが見つからない…。

どんな形でもいいから、ああなる前に誰かが見つけてほしかった。

小瀬本人も、自分を止めて欲しかった。

ただただその思いばかりです。

３年前に起こったことは、プロ野球を観てきた者として、本当に悲しく、本っ当に大きすぎる事柄でした…。

個人的に少し好きなオリックス。

大引のblogをたまに読んでたので、彼のことは将来の主力として見ていました。

今年のオリックスには大引はおらず、外野には糸井が。

後藤駿太などの期待の若手もいて、時は流れています…。

もう３年か…と、少しずつ彼のいたオリックスも変わっていく。

現に、彼のことを思い出すことは、あのころに比べれば当然減りました。

親近者ではないので、それは仕方のないことだと思います。

それでも、せめて年に一回だけでも彼のことを思い出せるよう、毎年必ずblogに書こうと決めました。

これを読んでくれている方は少ないとは思いますが、みなさんの心にも、少しでも彼の姿が浮かんでくれれば、と思って、今書いています。

なんという言葉で締めようか、言葉が見つからない…。

「言葉が見つからない」って、本当にこの言葉がぴったりだ。

今でも、彼を思い出すと、スカっとした気持ちで考えをまとめることができないから…。

2013年　2月5日