波瀾万丈の続き1
えー、前回の続きから。
(あ、お食事中の方は読まない方がいいです。)
シリアスにとらえず、軽い気持ちで読んでもらえたら、と思います。。。
長文です。
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大満足の昼食後、旦那さまを仕事に送り出し、家でゴロゴロしながらパズドラやってたら下腹部にちょっとした違和感を覚えました。
でも私、腹痛もちと言いますか、わりとお腹が痛くなる人なんです。
くわえて痛みに強いタイプなので多少どこかが痛くても、ちょっと我慢してそのままやり過ごしてしまうんです。
だからこの時もそうでした。
まぁいつものことだからほっとけばそのうち治まるでしょ、と安易に考えていたんです。
しかし時間が経つにつれ痛みが激しさを増していき…
(おかしい…いつもと何か違う…)
さすがに異変に気づきました。
(痛い…なんか超痛いんだけど…)
でもまだ我慢できるレベル。
薬飲んでちょっと横になってたら治るかな、と腹痛撃退の代名詞『正露丸』を飲みました。
こんなこともあろうかと日本から薬一式持って来てたのでこの辺は一安心。
薬を飲んだ時点で私の中では7割方治った気になります。
さぁ、後は痛みが治まるのを寝て待つのみ!と痛むお腹をおさえベッドに横になりました。
しかし現実はそんなに甘くはない。
痛みを忘れるために早く眠りにつきたいんだけど、睡魔よりも先に吐き気に襲われ眠るどころじゃありません。
うぇーっ、とトイレでえづくんだけど胃の中が空っぽなのか、吐けないんです。
吐きたいのに吐けない。
何度も何度もえづいて、ただ苦しいだけじゃないか!と涙目になりながらも怒りを感じました。
吐けないんだったらえづくな、自分!怒
そう思うのにさっき飲んだ正露丸の臭いにまたえづく…
味方だと思っていたのに!飼い犬に手を噛まれるとはこのことかっ!
と、まさにそんな心境でした。
そして嘔吐感が少し和らいできたところで、とにかく寝よう、とハァハァ言いながらベッドに戻りました。
横になって痛みを我慢しているうちに浅い眠りについていたようで、ぼんやりと目を覚ました時には体が少し楽になっていました。
(あ、痛みがちょっと和らいだ…)
回復の兆しに心から嬉しさを感じました。
やればできるじゃん私、よくここまで頑張った!と。
もう少し寝たら薬が効いてくるに違いない、とまた寝ることにしたのですが…
(吐いた時に薬も一緒にもどしてしまった、ということはあえて考えないようにしていた)
良くなりつつあったはずが一転どうしたことか、これまで感じたことのない激痛に襲われました。
全身から冷や汗が出て、痛すぎて勝手に口からウー、ウー、とうめき声を発してしまうんです。
吐きながら感じていた、「もしかして明太子!?」説がこの時確信に変わりました。
明太子だ、明太子に違いない!と、ここにきて死ぬほど後悔しました。
なんで私、食べてしまったんだろう…なんて思っても後の祭り。
まぁなんとかなるさ、の超ポジティブシンキングな私はやっぱり痛い目をみないとわからないようです。
さすがに危機を感じ、ここでやっと旦那さまに電話することにしました。
多分8時は過ぎてたんじゃないかな。
「もしもし、ひな?」
「ウゥ…、ゆ、ゆーすけ、くん…」
と、何とか声を発する私に、まさか激痛に苦しんでいるなんて思いもしない彼は
「あー寝てたやろー(ケラケラ)!まだもう少しかかるから、もうちょっと待ってて!」
と自己完結し勝手に電話を切ろうとするんです。
アホかっ!と突っ込む気力もありません。
「お、おなかが…い、いたいっ・・・」
常とは違う私の状況にさすがのゆーすけ君も現状を察したのか、電話越しに焦りだしました。
「お腹が痛いとっ!?救急車呼ぼうか!?ひな、大丈夫っ!?」
私はもう、うめくことしかできません。
「ちょっと待ってて!救急車呼ぶからいったん切るね!すぐ帰るから!!」
と、ここで電話を切りあとは助けが来るを待つのみ。なんとかなる、と少しホッとしました。
相変わらずベッドの上で一人もだえ苦しみながらも、不思議なことに頭の中は妙に冷静なんです。
(頭と体は別物って本当だね。)救急車に乗るの初めてだな…とか、パジャマ(寝ようと決めた時点で楽な格好に着替えていた)で運ばれるの恥ずかしいから、せめて上着を…とか、勝手に賞味期限が3週間も過ぎた生もの食べて激痛に苦しんでいます、なんてアホすぎて恥ずかしすぎる…とか、運ばれる時に周りに人がいませんように…とか、救急車が先か旦那さまが先か…とか、それにしてもお腹のもっと下が痛い気がする、とか…
そうなんです、激痛に襲われていたのはお腹の左下。
お腹っていうより子宮?と違和感を感じてはいたのですが…
ウダウダとそんな事ばっかり考えてるうちに、ようやくピンポンが鳴りました。
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ふぅ。
続きはまた今度書きます。
長文のくせに全然話が進まなくってごめんなさい。
もっと要点絞って簡潔にわかりやすく書けたらいいのに…(ノ_・。)
波瀾万丈
私の人生、波瀾万丈!?的な出来事が起こりました。
現在ソウルで生活しているのはこの前書いたけど。
なんと!
デビューしてしまったのです、私。ここ韓国で。
雑誌モデルにテレビ出演!
なんて書ければいいんだけど、もちろん違います。
じゃぁ、何かって。
答えは…
救急車で運ばれ入院、そのまま手術!!
とまぁ、なんとも痛々しい出来事が起こりまして。
言っとくけど、日本にいた時ですら手術どころか救急車に乗った(ましてや呼んだ)ことすらありません。
そんな私が異国の地で、イタイ初体験をしてしまうとは…
あー、思い出しただけでぞっとするわー。
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さかのぼること救急車で運ばれる数時間前の昼食時。
冷蔵庫に明太子があったのです。
うまいよね、明太子。
結婚式のため少し前に日本に一時帰国した時に、買って帰ってきたものなんだけど。
それの最後の1個が冷蔵庫の奥から出てきたんです。
ラッキー!棚ボタ!ならぬ棚めんたい!
最後の貴重な1個を旦那さんと仲良く分け合って食べようと何も気にせず食卓にのせたのですが、
そんなズボラな私の性格を知っている超がつくほど心配性の旦那さまは当然のごとく賞味期限を確認するわけで。
そしたら何と!
「3週間も過ぎてるやんっ!何でこんなもんがまだ冷蔵庫に入ってると!食べたらいかんよっ!」
と、旦那さまは呆れ4割の怒り6割。
「えー、大丈夫よー。だってほら、見た目何も変わってないやん。」
さすがの私もカビが生えてたり、変色してたりしてたらすぐに処分しますが(←何度も経験あり)、
今回の明太子はもう、まさに「食べてー食べてー!私美味よー!」と訴えてくるくらいのツヤ感があったんです。
しかし、数年前夫婦揃ってノロウイルスで苦しんだ、という苦い経験から少しは成長した私は、ほんの一口だけ食べてみることにしました。(すぐ捨てろよっ!ってツッコミはコメントで。笑)
すると何と。
「うまいっ!3週間経ってもうまい!」
やっぱりこの子は大丈夫!私の期待を裏切らない良い子だ!と一口食べて確信を得ました。
「ゆーすけ君も食べりーよ。美味しいよ、これ。」
「食べない方がいいって!」
とここから、大丈夫!・大丈夫じゃない!、といつもの押し問答です。
「まじでどうなっても知らんよっ!!」
「ゆーすけ君は心配しすぎ。賞味期限って言うのは美味しく食べられる期限であって食べられなくなる期限ではない。」
と私は持論を展開するのです。
「だいたい昔の人は匂いとか味とかで判断してきたわけやろ。それと一緒よ。私も自分の舌と鼻を信じる!」
まぁ結果的にはその、自分の舌と鼻に裏切られたわけだけれども。笑
意気揚々とゆーすけ君を論破した私は大満足で明太子を食しました。
「俺は絶対に食べんけんね!」
「食べればいいのに。もったいない。美味しいのに。」
大満足の昼食を終え、ゆーすけ君は午後から仕事へ行ってしまいました。
そしてその数時間後、私はベッドで一人もだえ苦しみ、救急車で運ばれることになるのです。
まぁ、その話はまた今度。
今回の教訓。
・明太子は賞味期限を過ぎても、味も匂いも見た目も変わらない。
人と同様、いつまでもみずみずしく若々しい、なんてことはありえないのですね。
「いやー、おじさん、すっかり若い子に騙されちゃったよー」、的な心境です。
過去ログ
久々にこのブログに戻ってきて、昔の記事や写真を見返してみると…
ぎゃーっ!!!!
なんだ!このコッ恥ずかしいブログは!
よくもまぁ、こんなノロケを次から次へと…
よそ様へ赤っ恥をさらしたようなものだわ!
と、この頃の自分を殴り飛ばしてしまいたい…
(あ、いえいえ私としたことが。この頃の自分へ優しく諭して差し上げたい…)
いっそ過去の記事すべて消してしまおうかとも思ったけど、さすがにそれもなぁ…
時の流れゆくままに戒めとして残しておくことにしましょう。
(なんて言ったらコメくれてたみんなに失礼だよね、ごめんなさい。)
たかだか3年、されど3年。
30超えた私にとって、女の3年は男の6年!(持論)
なんて若かったんだ、自分!
内面的にも外面的にも!
あー、お肌のハリが!ツヤが!全然違うじゃないかー(泣)!
韓国ライフを書こう!と思って開いたのに、過去の記事を見返してみたばっかりに…
撃沈。
ってことでまた来週