かんぽ全契約者に意向確認 日本郵便、2600万人
「継続」か「解約」って…
契約に際し不適切な説明があったとして、
その契約時から何らかの病気を患ってしまっていた方々は「継続」しか選択肢ないのか?
仮にかんぽ契約の「乗換」ならば、前の契約に戻せるのかもしれないが、他社の契約からの「乗換」ならば、どうする?
これは、かなり深刻な問題になる可能性秘めている。
資産規模は日本生命に次ぐ、業界第二位だとしても、解約が大量に発生すれば、保険金支払い能力が低下にも繋がりかねない可能性秘める。これは契約を継続される方々にとってのリスクとなり得る問題だ。
かんぽユーザーは、御自身の契約を知識ある第三者に分析説明してもらう事をお薦めする。
(他社保険セールスや保険窓口販売ではない方が良いかもしれない)
元々、かんぽ商品の名前自体に誤解招く恐れがあると私は認識していた。
例えば「養老保険」
養老保険とは、一定期間の保険が有効な期間を決めて、生死に関わらず保険金が受け取れる保険だ。
一定期間中に亡くなれば、死亡保険金がご遺族に支払われる。
無事に一定期間を全う出来れば、満期保険金が契約者本人に支払われる。
かんぽ生命では、大別して2種類ある。
「普通養老保険」と「特別養老保険」だ。
予備知識なければ、「特別」の方が「お得」な感じしないだろうか?
前述のように、養老保険は貯蓄性ある保険。
一定期間の死亡に備えながら、満期には「満期保険金」が受け取れる保険だ。
単純化すれば、
20年間の満期で、
死亡した際に遺族に200万円が支払われて、
無事に満期を迎えたら200万円受け取れる。
その契約に対して契約者が保険会社に支払う保険料総額が仮に180万円だとしたら、
無事に満期迎えれば、20万円が「お得」ですよ。という保険だ。
かんぽ生命では、これを「普通養老保険」としている。確かに普通だ。
では、「特別養老保険」とは何が「特別」なのか?
2倍、5倍、10倍型が名称にさらにつくのだが、
例えば「5倍型特別養老保険」とはどのようなものか?
前述の「普通養老保険」と同じように、無事に20年の満期迎えれば、満期保険金200万円を受け取る契約の場合にすると。
20年間の間に死亡した場合、遺族に200万円の「5倍」つまり1000万円が支払われる。
20年の満期迎えれば、満期保険金200万円が受け取る。
貯蓄性ある保険なのに、
これはどういう「カラクリ」仕組みか?
解りやすく言えば、
貯蓄性ある
20年満期の200万円の「普通養老保険」に
20年満期の「掛け捨て」保険(定期保険と呼ばれるもの)800万円が
「特別」にプラスされている。という事だ。
貯蓄性ある保険と掛け捨ての保険をあわせてあるので、支払った保険料(毎月支払うお金)の総額は高くなり、満期保険金200万円を上回る。
「貯蓄性を求める」方にとっては「損」となるのかもしれない。
重ねて言うが、「特別」なのは「貯蓄性」が、スペシャルなのではなく、「契約期間中の死亡の際の死亡保険金」が、スペシャルなのだ。
この内容を熟知して契約されておられるならば、「悪い保険」「損な保険」とは言えない。
一概に「良い保険」「悪い保険」というものは一切存在しないと言えます。
ユーザーが、内容を正しく理解して、ユーザーのニーズに合致しているかどうかが問題なだけです。
合致していないならば、「悪い保険」と言えるかもしれません。
話を戻しましょう。
私の経験上、多くのかんぽユーザーは、
逆のイメージもたれて、契約されてる方が多かったです。
貯蓄性が、特別スペシャルだと認識されている、
或いは保険はこういうものだと認識されている方ばかりと言っても過言ではありませんでした。
「かんぽは、郵便局だから安心」という声をよく耳にしましたが、その思い込みは捨てられた方が良いです。
担当者が信用にあたいするかどうかです。
これも見極め難しいのですが…
一連のかんぽ生命の不祥事は、生命保険業界の闇が露呈された事件だとも思える。
他の生命保険会社や他の金融機関のセールスは、この件と「老後2000万円必要」問題で、商機到来とみるでしょう。
これは果たしてユーザーにとっては『チャンス』なのか『ピンチ』なのか…
契約者にとっての『チャンス』となるセールスが行われることを祈ってやみません。
セールス経験者として付け加えるならば、
いくら万全の説明義務以上の説明つくしても、時間経るうちに、急速にユーザーの中で「都合良い理解の変質」が無意識に起こってしまう。
これは非常に悩ましい問題であることは事実です。
先ずは、お手持ちのかんぽ生命の「保険証券」をチェックして下さい。「特別」をキーワードにして。
