BinO X-crews 自分の家を建ててます

BinO X-crews 自分の家を建ててます

長年の夢が叶ってようやく自分の家を建てます。
せっかく建てるなら住みたかった山奥に♪
どうせ住むなら趣味全開で♪

というわけで、総スキップフロアの老後に優しくない家を建てる事にしました。
備忘録を兼ねた、そんなブログですm(_ _)m

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当時、TVで観た間取りで一番良いなと思って真似したのが【カトちゃんケンちゃんご○げんTV】かなんかのタイトルのいちコーナーの探偵モノのドラマ•́ω•̀)?の部屋のセットだった。

初めて見るロフトのベッドや階段で半地下に降りての広いワンフロア。
キッチンもスキップフロアになっていて、セットだからこんなに広くても柱が無い。

これを見てからは、作品wwwにやたらとスキップフロアが採用された。もちろんスキップフロアなんて言葉は知らないし、建築基準法なんて全く分からないから最後に屋根で蓋が出来れば良かっただけのおもちゃなわけだが、これが近所のガキ共(俺も糞ガキだったが)にやたらウケた。

以降スキップフロアの作品(苦笑)がまさに軒を連ねる。
近所のガキ共は気に入ったらクレクレ君になるので、どうせ壊すなら・とほとんどくれてしまったものだ。
(あんなのゴミにしかならないのにね)

そんなある日、母が琉球舞踊の師範となり道場主に、同じタイミングで親父の横好きビジネスのひとつである不動産業が当たり、周囲がやたらと景気の良い話で溢れかえる。

あんだけ極貧で転居ばかりしていた我が家は、いつしか高級マンションを経てラ○オンズマンションに入居する事に・・・
マンションは広くて今までと比べると広くて綺麗で便利で備え付けの有線(天井スピーカーが元から付いてた)とかモニター付きインターホンと全てが別世界。
この辺りから、俺はペーパークラフトをやめてストリートダンスにどっぷりハマる事になる。

あの極貧生活は一瞬でひっくり返った。

続く・・・
そもそも俺は、ガキの頃から家に対してのコンプレックスみたいなものがあった。

俺の父親ってのは典型的な昭和のダメ男で、17代続くとある南の島のとある家柄に生まれた。
長男で甘やかされたのか、お金の感覚がまるで無く、一族の財産も彼の半生で食い潰した。
酒と暴力はワンセット、頑丈な身体と足りない頭を駆使してあちこちに女を作っては子どもを産ませる。
とにかく派手な人生を好む男だった。
俺はそんな男の最初の子どもとして生まれた。

物心ついた頃にはすでに両親は離婚しており、そこからまた複雑な経緯を経て俺は今の家族の所に置いていかれた。
当の親父は別の女と暮らしていて、うちには時間を問わず現れては俺を誘拐してみたり、激しい暴力を振るってみたり、騙し討ちで母親の違う妹に会わせてみたりととにかくやりたい放題だった。

お陰で我が家は親父を恐れ、しかし校区の都合狭い地域をとにかく転々と引っ越しを繰り返して暮らしていた。
もちろん遠くへ越した訳では無いので、あっさり見つかって親父大暴れ〜また引っ越し。
はやい所では半年住まなかった。
(怒鳴り声の苦情が原因の時もあれば、単純に暴力が過ぎて家(ボロ屋)をハードに壊してしまったために母の懐の都合で真夜中に逃げるように〜なんて時も)
つまりは家ってものに良い思い出が無かったのだ。
近所の持ち家の子どもと遊ぶと、なんか凄い違和感を持ち帰って発言して兄貴と無意味な喧嘩もしたりした。

遊び道具も買い与えられる事が無かった俺は、そのうち自分でおもちゃを作るようになる。
一番ハマったのが、段ボールや紙を使った
   【家作り(ままごとで使うような)】
だった。
軽くて手軽に作れるし、何だって出来る。
外で遊ぶ時はスポーツ、家では一箇所で黙々と色んな家を作っては壊した。
移り住んだアパートやボロい平屋とは全く違う、とにかく自由な間取りの家を幾つも幾つも作っていた。

ただ、そこはあくまでも自分が独りで住んでる設定にこだわったため、家庭の臭いなど一切しない、今風の【デザイナーズ住宅】に近いものだった。

続く・・・
遡る事、今から3〜4年ほど前・・・

当時とある会社のとある役職に就いていた俺は、これから何をしようかと考えた。

多趣味でマイペースな俺は、どちらかと言うと流れでここまで来た。
だからあらためて色々と考えてみた。

そして思い出した(苦笑)長年の夢であり、合わないサラリーマンを続けてきた最大の理由である
【自分の家を所有すること】
自己資金もまともに無いけど、時は消費税増税の手前、5%のうちに〜なんて話題に溢れていた。
そこで俺も完全に便乗して中古住宅の購入を考える。
流石に消費増税前だけあって不動産の動きは目まぐるしく、希望の間取りや条件がうまく見つからないまま時が過ぎ・・・若干疲弊していた折にふとした弾みで中古ではなく新築で家を建てる話になる。

紆余曲折有り、また様々なしがらみもあって値引きやらサービスやら雪崩の様な話でとあるハウスメーカーで決定、土地探しに。

ようやく見つかった土地はあまり広くない山奥で傾斜のきつい場所のひな壇の土地。
所謂「市街化調整区域」の「旧既存宅地」にあたる土地。
近くに足湯があったり、新しい小学校やこども園があったりする。
ここなら思ってるプランの家を建てれますよ!と担当者。
その言葉を疑う事なく購入を決意。
地盤も問題無いとの報告を受けて、購入手続きを完了。さて、これから家を建てるぞ〜♪♪♪
ってな時に・・・

既設のL字擁壁の底板が邪魔でこのハウスメーカーのこのプランはこのままでは建てられません!大掛かりな地盤改良を!との事。
その金額と契約の変更内容(スーパーグレードダウン)に愕然とした俺は、そのハウスメーカーとは決裂。
そうこうしているうちに、消費税は無事に8%に・・・
。・゚・(ノД`)・゚・。

さてさて、宙に浮いた我が土地の行方は・・・

※タイトルにある通り、まぁ結果家を建ててるんですけど、遡って思い出しながら現在までブログに書きます。

お暇な方は時々覗いて下さいませm(_ _)m
しばらくは昔話を暇な時に連投します。
それでは宜しくお願いしますm(_ _)m