機械的なものが基本好きなのですが、こういうものも好きです。

カワイイものは、男性だってカワイイと思うわけで。
男のくせに、と異論を唱えるお説さえ軽く受け流せる今日この頃。
以前は、茶化されては目くじらを立てていたものですが。
まあ人間歳月を重ねると性格も案外変わってくるもので・・。
でも年齢とともに変化する性格って大きく二分するように思われ。
僕は多少のことでは怒らなくなりましたが、逆の人もいるようです。
頑固になったのか、怒りっぽく他人に当たり散らし偉ぶる年寄り。
今日もこんなことがありました。
昼頃、エレベータに乗った際、初老の男性が飛び入ってきまして。
「何階ですか?」と訊くと、「ろくっ」とだけ言いました。
僕は6のボタンを押したのですが、彼の態度にイラっときました。
日曜なのに、スーツを着ているのでお仕事の途中なのでしょう。
しかも降り際にエレベータのドアをわざと鞄で小突いて出て行った。
僕に八つ当たりしても仕方がないわけで、基本無視です。
・・が、気分が悪い。
そして先程ごみを捨てに行く際に再びエレベータに乗りました。
昼のことがあったので、誰も来なければいいなと思ったのですが。
いつもは空いている日曜日なのに、「ちょっと待てー」の声。
今度は杖をついて、赤い鼻緒のついた雪駄をはいたおじいさん。
「わりいわりい」と言ってドアが閉まるやいなや、無言で数秒。
そして僕は降りる階のボタンを押していないことに気付いて。
するとおじいさん、「そりゃ動くわきゃないわなアハハハハ」と。
「お兄ちゃんまだまだボケるにゃ早えよアハハハハ」とも言った。
この地域独特の、口は悪いけれど性格はいい人のパターンだ。
僕は「いやぁ歳ゃとりたくないもんですねぇ」と冗談を言ってみた。
するとおじいさん、コンビニの袋からR25を取り出して僕に見せ。
「俺これ読んでっからよぉ、わけえんだよ」とジョークの応戦。
ついでに僕も「ヤングのハートわしづかみですね」と意味不明な発言。
ところが「俺こうみえて若い人に話すの結構気を遣ってよぉ」とのこと。
なるほど、逆から見ればそんなものなのかも知れないな。
そして彼は「んじゃどうもね~おやすみ~」と言葉を残し6階で降りた。
たった数秒なのだが、案外と気分が良かった。
見た感じでは、前出のスーツ姿のほうがはるかに普通の人っぽい。
普通の人そうだと思いきや、予想外に嫌な「やつ」だった。
一方おじいさん、部屋着というのもあるけれど近寄りがたい風貌だった。
しかし喋ってみると、とても小じゃれた「紳士」であった。
人間というのは、見た目では正確な判断が出来ない生き物である。
歳を取ったら頑固爺になりたいと僕は思わないし、なれないだろう。
なぜなら、粋なジョークが好きで、ぬいぐるみが好きだからね。
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