一昔前に、ノンアルコールビールがリカバリードリンクとして良いかも?というデータが出てましたが、最近そのコンセプトががカムバックしているような気がします。
その前にリカバリー栄養自体をおさらい![]()
リカバリー、すなわち「再補給」っちゅうことです![]()
リカバリー栄養を簡単にいうと:
何?:炭水化物(筋グリコーゲン)の補給+タンパク質(筋肉の増強、補修)+水分補給+抗酸化物質(修復を助ける)の4点コンボ。
いつ?:運動後30ー45分以内。筋グリコーゲンの完全補給には24時間〜48時間かかると言われており、次のトレーニングが24時間〜48時間以内にある場合、または2部練、3部練と一日に複数回トレーニングがある場合などは、運動後上記の「リカバリー、ゴールデンタイム」は、身体の筋グリコーゲン再貯蔵のスピードが上昇する最適な時間。リカバリー期間が短い時には特に逃したくないタイミングです。上記の栄養素を含んだリカバリー食を速やかに摂るのがポイント。
逆に言えば、次のトレーニングまでの期間が24〜48時間以上ある場合はしっかりバランスの取れた食事を運動後に摂っていれば、無理にリカバリー捕食を運動後直後に摂る必要はありません。運動後の食事をパワーアップさせることに焦点を置いてください。
例:
1)高校、大学、社会人/実業団、プロなどの選手でほぼ毎日トレーニングをしている場合→運動直後(ゴールデンタイム)のリカバリー食有効![]()
2)週末や週に2−3回程度(または、それ以下)の運動/トレーニングをしている方→運動直後のリカバリー(捕)食より、運動後の食事重視![]()
ということを踏まえて。。。本題へ![]()
リカバリービール![]()
結論から言うと、スポーツ栄養士視点からはお勧めしません。
(なんか、期待裏切ってすんません
)
以上っ!と言いたいところですが、ちゃんと理由も載しときますね![]()
①ビールには炭水化物+抗酸化物質が入っているからと言う理由でひと昔前に「リカバリードルンクにいいんじゃない?」とデータが上がり話題になったのですが、リカバリー食に必要量の炭水化物をビールだけから摂るのは難しい(350mL=約13g平均)と言うのがほんとのところ![]()
②アルコールはリカバリーを妨げる(本末転倒っすね)+利尿作用があり、水分補給の面ではオススメできない。
③タンパク質が入ってない
最近は以下のリカバリービールなどど言う商品も出回っているとのことです。
選手から聞いてびっくり![]()
どんなマーケティングしてんねんやろう?と少し調べてみました。。。
解析結果はこちら:
- 77カロリー
- 炭水化物=2.5g
- タンパク質=7g
リカバリー食と呼ぶには炭水化物もタンパク質も少なすぎますね。。。あかんやん![]()
- アルコール3.2%(これまた低いね。。。)
普通のビールぐらいほろ酔いするのに何本飲まなあかんの?そうなったら結局一緒やん
そして皆さん、覚えてますね?アルコールはリカバリーを妨げます。ってことで、これもあかんね。。。![]()
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早い話、そんなええ話が転がってるわけないっちゅうことです。
リカバリー栄養を味方につけるのなら、変な横道いかんと、王道をど真ん中で行ってください![]()
そのためのエビデンスとサイエンスです![]()
そのためのスポーツ栄養士です![]()
