算数のイライラがひどい。 | 凸凹親子の甘い生活

凸凹親子の甘い生活

中学1年の息子(ASD,ADD,LD)のこと、
保育士の母(自称ADHD)が日々感じたことあれこれ。

息子は算数の宿題のイライラがひどい。


「今日宿題なに?」

「わからん」

「じゃあ、一緒に連絡帳見てみよう。」


で、見に行く。ここまでは良い。


「漢字のプリントと、算数の友だって」

「げー。宿題なんてなければいいのに。おれ、ちょっと、散歩。」
(散歩以外にも、風呂掃除したり、いつも、すこし避けようとするけど数分で戻ってくる。)




「おかえりー。宿題やろうか。」

「えーっ。ちょっと休ませてよ。」

「じゃあ、何分になったら、始める?」

「◯の数字。」
(ここが先過ぎると、「ダメ◯の数字」息子も「えー、じゃあ◯で。」と、交渉。20分以内くらいで手を打つようにしている。)


ここで、時間になったら知らせて机に向かう。

「国語と算数、どっちからやる?」

一応、聞くけど、迷うというか、やりたくなくて

決めずにぼんやりし始めるときは


「じゃあ、これからやろうか。」


と、私が決めてしまう。

そうすると、


「ヤダ、こっちからする。」


と、変えるときあり、

うん。と納得するときどちらもある。

ここまでも良い。



そして、算数が始まると、

机に教材が開かれただけで


「わーっ。俺を怒らせるつもりかー。」

「母さんは俺の事なんてどうでもいいんだ。」

「どーせ、俺なんて…」

「俺はバカなんだー。」


頭をかきむしったり、鉛筆で机をガツガツついたり、

目になみだを貯めておかしくなる。


背中をさすって、


「大丈夫だから、落ち着いて、一緒にやろう。」


と、伝えると、3年生まではまだよかったけど、

最近は、


「俺にさわるな。母さんの声を聞くとイライラして

よけいできないんだ。あっちに行け。」


となる。

それで、すこし離れる。

しばらくすると


「ねえ。(でかい怒った声)」

「なあに。」

「わからないって、いってるんだよ。おらー。あーん?(ヤクザのように)」

「わかったけど、そんなに怖く言わないで。」

「俺だって、頑張ってるんだよ。

母さんは俺の気持ち、全然わかってない。

俺は、どうせ、バカなんだ。わーっ」



と、なる。


ところが、算数が出来ないのかというと

理解力があり、

計算問題は怒りながら解いているけど

ほとんど間違えない。

文章問題は読み上げてあげれば解ける。

図形の名前を覚えられないようだけど、

選択問題ならわかる。

図形をかくのが、不器用で難しいかな。


一斉授業だと難しいと思うけど

支援で見ていただいていて

算数は、全然、遅れていない。


だけど、嫌い。

嫌いの具合がひどい。

学習障害は学習が出来ない事を指すわけではない。

って、言うけど、

こういうことなのかな?

息子は計算障害とかでは無いと思うんだけど

ちょっと、精神状態が乱れ過ぎる。


あー、コンサータを処方して欲しい。



学習成果でいうなら、算数はできてるんだけどね。


ただ、この状態で

最近、始まった2桁で割る割り算と

分数の通分、掛け算、割り算は不安だなぁ。

家でも、慎重にフォローしていこうと思う。




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