Nuts Journal in Tokyo
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Nuts Journal Tokyo #2 「トラベリング・ライフ その1」

営業職ではないが、仕事柄、日中に都内を移動することがよくある。


朝の通勤に使う地下鉄・半蔵門線からはじまって、利用する路線は銀座線や丸の内線が多い。電車の中では、乗り込むとまず車内吊りに目を走らせる。週刊誌や月刊誌の目次、商品PR・・・日々入れ替わる広告は、手持ち無沙汰なときの格好の読み物になる。特に、華やかさを競う女性誌の発売が重なる日は車内が何やらにぎやかだ。


今日一日をお供する本は、「平凡パンチ1964」(赤木洋一著・平凡社新書)。出版社・マガジンハウスの前進となった平凡出版の新米編集者として駆け回る若き時代の赤木氏の話。自分がまだ生まれる前、東京オリンピックの頃のことだ。古き良き時代とはこういうことをいうのだと思わせる、数々の名エピソードが満載でぐいぐい読ませる。しばらくは移動時間が楽しめそう。新書は持ち運びが手軽でいい。


日常的な旅とその周辺のことを、ブログペースで記録していこうと思う。

Nuts Journal Tokyo #1 「ネットから生まれる」

先月、番組放送局TBSとビデオレンタル店「TSUTAYA」を全国展開するカルチャー・コンビニエンス・クラブ(CCC) が業務提携して新会社を設立することが発表された。TBSの番組を、急速に普及が進んでいるDVD化して販売をしていく方針という。他局でもインターネットによる番組配信を検討しているらしい。今後、インターネットを巻き込んで、多チャンネル化、ネット配信などメディア間の協力がますます広がっていくだろう。


インターネットの出現は映像業界だけではなく、出版業界にも影響を及ぼしている。わざわざ新聞や雑誌を買って読まなくても、ネットに接続すれば常に最新の情報が更新されているからだ。すでに日用品となったケータイでも情報入手が簡単にできるようになった。


しかし一方でユニークな現象も起きている。ネットで発表された文章が活字化して出版され、ベストセラーになっているのだ。ホームページ制作をより身近にしたブログのおかげで、誰でも気軽にネット上に文章を発表できるようになったことが大きい。実際、人気のブログサイトには何千、何万人もの読者がついている。そこで発表したものが書籍としてまとまれば、読者はもちろん、インターネットに慣れていない人でも手に取ることができる。


サイトの掲示板からはじまり、書籍化してベストセラーになった「電車男 」は、テレビドラマ、映画、マンガ化とメディアミックスの先駆けとなった。そして、ブログの日記をベースにした本が20万部のベストセラーになっているのが、ITベンチャー企業として有名なサイバーエージェントの創業社長・藤田晋氏の「渋谷ではたらく社長の告白 」。現在31歳の藤田氏は、24歳で作った会社を26歳のときに東証マザーズに上場させた人だ。


日記は現在もほぼ毎日更新されている(渋谷ではたらく社長のblog )。インターネットが生んだ、意外な活字との新しい関係。今後、どのように成長していくのだろうか。