カイコウラから約4時間半で、南島最大の人口をもち、なおかつ南島観光の拠点ともされる都市、クライストチャーチに到着した。
ここではオラが一番の目的としていたラフティングで下るグレード5の川(ランギタタリバー)の情報を得るためにやってきた。
オークランドのサーフィンスノーバックパッカーでは、ランギタタリバーの情報が見つからなかったからだ。

クライストチャーチのランドマーク「大聖堂」
ニュージーランドは、日照時間が長く、夜の9時くらいまで明るいのでどうしても遅くまで行動してしまう。ところが街の普通のお店は17時か18時には閉まってしまうのが難点。
この日も車で安宿を探していたがほとんどのレセプションが閉まっていたので泊まるところに困った。
しかしなんとか19:30までレセプションが空いているキーウィ・ハウスYHAに泊まることに成功した。ここは日本人スタッフがいる宿なので、ランギタタリバーの情報もすぐに聞くことができた。
どうやらラフティングの会社(ランギタタラフト)がここクライストチャーチまで送迎バスを出しているらしい。クライストチャーチからランギタタリバーの最寄の村、ピクトンまでは2時間くらいなので、運転のしんどさなどを考えれば送迎を利用する方が楽ちんだった。
ただランギタタラフトは、現地にゲストハウスも持っていた。オラは直接その宿に泊まった方が現地のスタッフと交流する機会が多いと判断した。
今回の旅行目的は、ニュージーランドでラフトガイドとして働く為の免許をどうしたら手に入れることができるか確かめ、できればコネ見つけることだった。英語を話せないオラには外国人相手にどこまでできるかあまり自信はなかったが、とにかく現地で長く時間のとれる方の選択を選んだ。
キーウィ・ハウスの日本人スタッフにラフティングとゲストハウスの予約をとってもらった。
翌朝10時にクライストチャーチを出発し、ランギタタラフトのベースを目指した。
レンタカーのナビゲーションにラフティングベースの住所を設定していたが、どんどん狭い道に入り、到着した場所は人里離れた山奥の牧場の牛小屋だった(泣)
絶対ここではないと思い直し、太い道に戻ってから更に30分ほど走ると建物が数件ほどしかない小さな村にたどり着いた。小屋にいたおばさんに聞いてみるとここがリトルトンのようだ。
ラフティングのベースはここから更に15分くらい走った場所だと教えてもらった。しかし15分走っても20分走っても、目当てのラフティングベースっぽい建物は見当たらなく、しばらくはそのまま走り続けた。途中、きれいな景色に出たので車を道端に止め写真を撮っていると、いきなり後ろから猛スピードで走ってきた数人を乗せたスクールバスがオラの車の後ろに停車した。
マイクロバスの横ドアから気の良さそうな兄ちゃんが出てきた。
「おい、どこに行くんだ!?」
写真を撮るのに夢中になっていたオラはハッと我にかえり、答えた。
「ランギタタラフト!!」
気の良さそうな兄ちゃんは、オラが英語を苦手としているのを察すると、ゆっくりな口調でしゃべってくれた。
「それなら5分戻ったら左手に看板が出ているからその道の突き当りだよ!!」
オラがお礼を言うと、彼らはさっそうと去って行った。
言われるままに戻ってみると見落としていた「ランギタタラフト」と書いた小さな看板を見つけ、無事ベースにたどり着くことができた(ホッ)。
危なかった……。親切なスクールバスの兄ちゃんに声をかけられていなかったら、どんどん遠くに離れてしまっていたところだった(汗)。
ここではオラが一番の目的としていたラフティングで下るグレード5の川(ランギタタリバー)の情報を得るためにやってきた。
オークランドのサーフィンスノーバックパッカーでは、ランギタタリバーの情報が見つからなかったからだ。

クライストチャーチのランドマーク「大聖堂」
ニュージーランドは、日照時間が長く、夜の9時くらいまで明るいのでどうしても遅くまで行動してしまう。ところが街の普通のお店は17時か18時には閉まってしまうのが難点。
この日も車で安宿を探していたがほとんどのレセプションが閉まっていたので泊まるところに困った。
しかしなんとか19:30までレセプションが空いているキーウィ・ハウスYHAに泊まることに成功した。ここは日本人スタッフがいる宿なので、ランギタタリバーの情報もすぐに聞くことができた。
どうやらラフティングの会社(ランギタタラフト)がここクライストチャーチまで送迎バスを出しているらしい。クライストチャーチからランギタタリバーの最寄の村、ピクトンまでは2時間くらいなので、運転のしんどさなどを考えれば送迎を利用する方が楽ちんだった。
ただランギタタラフトは、現地にゲストハウスも持っていた。オラは直接その宿に泊まった方が現地のスタッフと交流する機会が多いと判断した。
今回の旅行目的は、ニュージーランドでラフトガイドとして働く為の免許をどうしたら手に入れることができるか確かめ、できればコネ見つけることだった。英語を話せないオラには外国人相手にどこまでできるかあまり自信はなかったが、とにかく現地で長く時間のとれる方の選択を選んだ。
キーウィ・ハウスの日本人スタッフにラフティングとゲストハウスの予約をとってもらった。
翌朝10時にクライストチャーチを出発し、ランギタタラフトのベースを目指した。
レンタカーのナビゲーションにラフティングベースの住所を設定していたが、どんどん狭い道に入り、到着した場所は人里離れた山奥の牧場の牛小屋だった(泣)
絶対ここではないと思い直し、太い道に戻ってから更に30分ほど走ると建物が数件ほどしかない小さな村にたどり着いた。小屋にいたおばさんに聞いてみるとここがリトルトンのようだ。
ラフティングのベースはここから更に15分くらい走った場所だと教えてもらった。しかし15分走っても20分走っても、目当てのラフティングベースっぽい建物は見当たらなく、しばらくはそのまま走り続けた。途中、きれいな景色に出たので車を道端に止め写真を撮っていると、いきなり後ろから猛スピードで走ってきた数人を乗せたスクールバスがオラの車の後ろに停車した。
マイクロバスの横ドアから気の良さそうな兄ちゃんが出てきた。
「おい、どこに行くんだ!?」
写真を撮るのに夢中になっていたオラはハッと我にかえり、答えた。
「ランギタタラフト!!」
気の良さそうな兄ちゃんは、オラが英語を苦手としているのを察すると、ゆっくりな口調でしゃべってくれた。
「それなら5分戻ったら左手に看板が出ているからその道の突き当りだよ!!」
オラがお礼を言うと、彼らはさっそうと去って行った。
言われるままに戻ってみると見落としていた「ランギタタラフト」と書いた小さな看板を見つけ、無事ベースにたどり着くことができた(ホッ)。
危なかった……。親切なスクールバスの兄ちゃんに声をかけられていなかったら、どんどん遠くに離れてしまっていたところだった(汗)。