繋がらない①
Wi-Fiが消えた。
いつもと同じ日常の中で、プツッと途切れて、途切れたまま。
もう3日。
スマホでは追いつかない作業がある。
焦る。
当たり前にあるはずのものがない恐怖。
目に見えないけどあるものだって実感する。
これ書きながら、ゾワゾワしてる。
私と繋がる時の合図だ。
そういうことだ。
まだ、思考が追いつかないけど、私の中では納得の理由が見つかったらしい。
目に見えないものに、私はいつも助けられてきた。
それが「運」だったり、「偶然」だったり、「気のせい」だったとしても。
外側ではWi-Fiという見えない信号が途絶え、
内側で何かを交信しているようだった。
PCの画面を前に、途方に暮れる——置いていかれた。
外側の世界に。
内側の世界に繋がるためなのか。
浮かび上がってきたのは、
「何と、繋がっていたんだっけ?」という問いだった。
Wi-Fiという回線のことじゃない。
何を、誰と、何のために、どんなふうにーー
私は、どこに繋がろうとしていたんだろう。
そして、何をしようとしていたのか、何から逃げようとしていたのか。
——もしかしたら、
繋がらないことの中にこそ、本当の接続があったのかもしれない。
声が届かない不安も、
孤独に浸る夜も、
電波ではない、もっと繊細で深い“私の声”を拾うため。
それなら、Wi-Fiは切れたままでいい。
今日くらいは。
(明日には復旧して、お願い)