レラっタマログ。管理栄養士な2人の日々(´-ω-`) -210ページ目

【暫定基準値】

担当:たま



最近よく聞きますね。

食品衛生法、codex規格、暫定基準値・・・

全部かたっぱしから解説したいくらいですが
私の部屋が寒い(節電!)ので暫定基準値だけにしておきます笑 早く出かけたい←


さて、このニュースを目にした方はたくさんいらっしゃると思います。

そしてこう思った方は多いでしょう。
「“基準値”ってなに?どのくらい?何の?誰が決めてるの?」

そして気になった方は“基準値”が
食品衛生法における暫定基準値”だということも調べたでしょう。

そしてもっと調べた人はこれも見つけたはずです。
----(以下コピペ)------------

食品衛生法における作物残留基準のポジティブリスト制

1 ポジティブリスト制度
基準が設定されていない農薬等(農薬、動物用医薬品、飼料添加物)が一定量以上残留する食品の流通等を原則禁止する制度。加工食品を含むすべての食品を規制対象食品とする。

2 導入時期(食品衛生法等の一部を改正する法律(一部改正法)の施行時期)
一部改正法の公布日(平成15年5月30日)から起算して3年を越えない範囲内の年月日(平成18年5月29日施行)。

3 基準の種類
①残留基準(現行どおり):食品衛生法に基づく食品に残留する量の限度
暫定基準:
残留基準がない場合、国際基準のコーデックス基準、農薬取締法に基づく登録保留基準あるいは薬事法又は飼料安全法に基づく承認時の定量限界、諸外国(米国、カナダ、EU、オーストラリア、ニュージーランド)の基準

③一律基準:基準①、②がない場合、0.01ppm
④対象外物質:人の健康を損なうおそれがないことが明らかであるもの
 ⅰ 食品安全基本法によりADIの設定が不要とされた農薬等:現在、飼料添加物1剤
 ⅱ 農薬取締法に規定する特定農薬:現在、3剤
 ⅲ その他;ビタミン、ミネラル等
ただし、③一律基準でADIがきわめて小さいものは「不検出」、分析の定量限界が0.01ppmを超えるものは「定量限界に相当する値」とする。また、②暫定基準で発ガン性物質及び国際機関でADIが設定できないと評価されたものは「不検出」とする。


----(以上コピペ終了)--------

そしてもっともっと調べた方は茨城県による検査結果も見たはずです。


これを見てどうお思いですか?


おっと、解説コラムなのに解説してませんでした顔文字(+´・_・`+)ン?

つまり「暫定基準値」とは
食品衛生法で残留基準値が決めらてれいないから国際的な規格を参考にしましょう。
という数字です。


さて、今回のこの検査結果。

私の 個人的な意見としては そこまで神経質になる必要は ないと思います。

じゃあなんであんなにショベルカーでほうれん草を処分しているんだ
じゃあなんで国は作物を廃棄するよう通達しているんだ

とお考えの方もいるでしょう。
それは、国や、農協や、農家の方は
万が一のことがあっても責任が持てないからだと思います。

生産者や販売者や食事提供者は、万が一が許されないのです。


だからもう今、こうして色々わかった今
流通しているほうれん草を家庭で消費する分には問題ないと思います。


ウワサの放射性物質(放射性ヨウ素、放射性セシウム)は
ほこりのようなものだと聞きます。
洗えば落ちると。

ほうれん草、洗うでしょう。というか、まず茹でるでしょう。茹でましょう笑

それに、あの基準値の単位をご覧になったでしょうか。kg(キログラム)でした。
1日にキロ単位で同じ野菜は食べないと思いませんかおにぎり


内部被曝は怖い、というのもよく聞きますが
内部被曝による発がん性・・・喫煙と副流煙、相当なものですよはぁ
普通に生活していてもリスクはあります。
生活にノーリスクはありえません。
(この言葉は授業でいらした食品安全委員会の方の名言です。その通りです。)


繰り返し言われる「ただちに健康に影響を及ぼす心配はないとみられる」
の「ただちに」にひっかかっている方も多いですね。

そりゃあそうです。
国の会見で、まだわからないことをわかっているかのように言えませんもの。

日本は 数々の失敗(カネミ油症やヒ素ミルク問題等)を経て
万が一を考えて 行動していると思います。信じています。


今、被災地やその近辺は逼迫した状況です。
それでも農作物を作っているという 作れる状況の方々が
数々の基準値や規定をクリアして流通ラインにのせた野菜を、消費しましょう。

せめて家庭で。
買いましょう、ね。
せめてスーパーに置いてある野菜、いつも通り買ってみませんかにこにこ



ふう。

私は緑の野菜が大好きです。
色も、形も、味も、使い勝手のよさも、舌触りも、栄養価も、
全てが愛おしいですハート②

活き活きとした緑の野菜を
ごぼごぼとたっぷりのお湯の中に、根っこからゆっくり入れると
(あまりに熱そうで入れるとき私は必ず「いれるよー」と小声で野菜に声掛けをしています笑)
さっと色が変わるあの瞬間、
緑の野菜達が料理されるのを覚悟したような
あの瞬間にいつも小さく感動します。



・・・私がこういうことを書くのは、どうなんだろう
とずっと迷っていました。

一応、来春から公の奉仕者(公務員のこの言い回し大好きなんです笑)として働くわけだし。
無責任なことは言えないし、言うつもりもありません。

でも このブログで用語解説として話すならいいかな と思ったので書きました。
結局、あまり解説になりませんでした(泣 すみません。

ところどころ個人的意見が入っていますが、あくまで “個人的な意見” です。
ご了承ください。



【参考URL】
NHKニュース「茨城県 ほうれんそう出荷停止」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110319/t10014786361000.html

食品衛生法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO233.html

厚生労働省「コーデックス規格の特徴」
http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/codex/09-00.html

茨城県による分析結果
http://gigazine.jp/img/2011/03/19/spinach_milk/02.png

【参考図書】
川井英雄、池田隆幸ほか:食べ物と健康 食品の安全性と衛生管理
p.78~83,医歯薬出版株式会社,東京(2007)