11日、私は受験のために秋田にいました。
ちょうど大学の下見に行こうとバスから降りるときでした。
いきなり揺れはじめて5分以上止まりませんでした。
少し落ち着いたので外に出てみると信号が止まってしまっていて、しかも吹雪いていて…
そのままバスで駅に戻りましたが、電車も止まっていて連絡もとれなくて、建物にも入れず3時間ほど外で過ごしました。
幸い、駅の近くの建物は自家発電で灯りがついており、中に入ることができ、毛布や乾パンや水をいただくことができました。
たくさんの人と共にその夜を過ごしました。
次の日は短時間でしたが受験が行われ、大学ではカップラーメンとお茶を配って下さりました。
電気も復旧して、水も出るようになりホテルに泊まることができました。
コンビニで食べるものも買えるようになりました。
また携帯も繋がるようになり、親と友人と連絡が取れて安心しました。
しかし、テレビを見て言葉を失いました。
津波によって全てがさらわれてゆく様子…家族や友人を必死に探している様子…
自分の目を疑いました。
こんなことになっているなんて知らなかった。
自分なんて全然被害を受けてない。寝る場所も食べるものも全く困ってない。家族や友人と連絡も取れている。
涙か止まりませんでした。
私は昨日、父が車で迎えに来てくれたので長野に帰ることができました。
でも今もなお、連絡も取れず、満足に食事もできず寒さと恐怖に震えている人がいる。
私だけ無事に帰ることができたことが申し訳ない。
生きていることがどれほど尊いことなのか…
帰る場所があることがどれほど幸せなことなのか…
痛いほどわかりました。
テレビを見る度、胸が張り裂けそうです。
テレビ局もテレビ局だけど。
インタビューとかなんでできるのかと思う。あんな傷口に塩を塗るような行為。最低だ。
放送する局を一局にすれば電気だってかなり蓄えられるはずなのに。
被災地の方、未だに連絡が取れない方、救助の方…
どうか、どうかご無事でありますように…
みんなが笑顔で再会できますように…
祈ります

