こんにちは。

 

あらためて、介護日誌を綴りたいと思います。

 

貴重な経験でした。

 

それを仕舞っておくのは違うなと思いました。

 

もしも、介護や認知症のことで、あるいはそのようなご家族と向き合って今、悩まれている方がいらっしゃるとすれば、私の経験の何か一つでも活かせるなら、仕合わせと思います。

 

 

 

父と暮らした日々は宝物

 

 

認知症患者様を数多く看てきた経験を、生かせるか?

 

私は認知症を患っていた父とある一定期間共に暮らしました。

実家に住み込み一緒に暮らしたという感じです。

 

実家は、東北の岩手県(宮城県との県境辺り)

私は、東京郊外に住み年間数回帰省する。

兄弟は、実家の比較的そばで暮らしている。

妹は、東京の都心で暮らす、時々帰省するところは私と同じだけれど、都心はアクセスが最高で、数分で東京駅に着く至近距離に住居を構えているため、私よりはずっと頻回に帰省することが出来ていました。

 

元々、私は看護師で看護人生の後半は「認知症」の高齢者が多く入院している病院で、認知症患者様とがっつりお付き合いをしてきました。

その経験を強みとして生かした「介護」だったと、自負しています。

 

 

 

 

想像と実際には隔たりがある、それは確かにありました。

でも…やはり「親」であるということは少し切ない気もしましたね。

でも、それは想定内でした。

 

多彩な症状を見せる患者様を約25年以上看護師として対応してきた強みは、そんな簡単に崩れ去るものではありません。

 

現場で患者様と向き合っている時、私はこの患者様を「両親」と思って接しよう!

これが私のモットーでした。

 

すると心がフラットになります。

 

安定した精神状態をケアに活かせた気がします。

 

これは大きかった。

 

”愛おしく感じる”ことなんだと思う。

 

想定外のことが起きても、不思議と「嫌」にはならない。

 

ただ、何とかしてあげたいの一心。

 

ケアで、元の状況に戻った時の爽快感は言葉に出来ないくらいです。

 

きっと、その瞬間は患者様と共有出来ている気がする。

 

その時だけの記憶かもしれないけれど

 

 

 

父をケアすることに抵抗感は?

 

全くなかったと言っていいくらいです。

 

むしろ、楽しみでした。

 

母が一人で苦労してきた分を一緒に出来る喜びもありました。

 

 

父とは、年間帰省した時だけ顔をあわせる。

 

しかも、男親だから会話は少なくて

 

「元気か?」程度(笑)

 

 

 

覚悟が必要か?戸惑いは?

 

ほとんどなかった気がします。

 

とにかく、父のケアと母を助ける!

 

それが私の望みでした。

 

 

 

 

認知症。その人の苦悩は計り知れない

 

 

混乱と不安感に押し潰される、いいます。

 

自分が分からなくなる怖さ。

 

父は時折言いました「頭が酔っているみたいだ」と。

 

「父さん、苦しいね…」

 

時々切なくなる。

 

でも自分の気持ちが偏り過ぎると

 

苦痛の波をそのまま被ってしまい、切なさが倍増してしまいそう。

 

そんな時は少しだけ「患者」対「看護師」になってみる。

 

それでも良い気がしました。

 

いくらか冷静に観れる時もあったように思います。

 

 

 

 

私の場合は、母が一緒に居てくれたおかげで

 

余裕がありました。

 

私たちが笑顔でいると、父の眉間のしわが消える…?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

認知症の人の記憶って

 

 

同じ質問を繰り返す

 

そういう認知症の人も多いです。

 

数分間、またはその瞬間しか覚えていないのでは?

 

いいえ、瞬間同じことを聞いてくる場合は

 

「忘れる」というより「記憶されていない」のです。

 

著しい記銘力の低下

 

 

 

でも!大事なことは

 

その時の「感情」はしっかり残ること。

 

「楽しい」

「安心」

「怖い」

「イライラ」

  ・

  ・

 その時の感情は残る?感覚として存在する?

 

 

 

認知症を患った「人」とどう接すればいい?

 

きっと神様だってわからないと思うな笑い泣き

 

様子はまるで日替わり(定食の如く)です。

 

振り回されることが普通です。

 

 

想定外は普通だし、通常運転。

 

 

目の前の人が喜ぶ「糸口」は何?

 

答えを延々と探しているようなものかもしれない。

 

でも、探すことを止めた時

 

見つかることもよくある話で・・・♬(笑)井上陽水さん、すみません💦

 

身構えず、自然な時ほど「カチッとはまる瞬間」がある(気がする)。

 

なんか、自分も楽しんでいる時にあるパズルのピース。

 

 

これ、介護現場あるある。

 

 

「カチッ」の部分を見つけた瞬間から

 

ケアがとっても楽になるんです!

 

 

 

「この人の居心地の良いところは、ここかぁ~?!びっくり

 

 

認知症の介護って

 

そんな手ごたえを探す作業なのかもしれないって思います。

 

 

デイサービスを待つ父

 

 

 

 

「あの日から始まった?父の異変は母の電話で…」に、続きます。