痛みと聞いてどんな痛みを思い浮かべますか?

 

痛みの原因はふつうですね・・

侵害受容性疼痛(炎症や刺激によって生じる疼痛)

神経障害疼痛(神経の圧迫や損傷など神経が障害されて生じる疼痛)

心因性疼痛(不安やストレスなどの心理・社会的要因などで生じる疼痛)

 

侵害受容性疼痛は外傷ややけどや炎症などによって末梢神経の侵害受容体が刺激されて起こる痛み

 

神経障害性疼痛は坐骨神経や多発性硬化症や脊髄損傷などによって起こる痛み

 

痛みはこの3つに大別されるのですが、長引く痛みでは、これら複数の原因が関与している事が多いと言われています。

 

では、病気で苦しんでいる方の痛みはこれと一緒なのでしょうか?

 

・社会的問題

・疼痛ほか症状

・精神的苦痛、不安、抑うつ

・金銭的

など、まず始めに記述した痛みは狭義で考えたときの痛み

 

でも、後から記述した痛みはその人をトータルで見たときの痛み・・・

 

このような痛みの事を【トータルペイン】って言います。

 

私たち看護師は普通、始めに記述した痛みのケアにとらわれがちですが、本当のケアとは、後述した痛みを抱えているその人そのものを理解しケアする事が本当の看護だと思います。

 

 

このような悩みを抱えている方の全てを看護師が把握しケアできるのだろうか?

普通の病院で働いている看護師さんは到底無理です。だって、膨大な量の業務を勤務時間内にこなさないといけないのだから・・・。

しかし、

看護師は患者さんの一番近くにいます。なので、一番患者さんの事、病状を理解しているのも看護師です。

 

入院時には既往歴や家族構成、本人や家族が抱えている問題や、家族がいるのかいないのか?今までどんな生活をおくられてきたのだろうか?など、アナムネ(看護師が入院時に本人、または家族から聞く患者情報)を聞いた時点で大まかに想像できます。

入院後から、家族と医師やコメディカルをつなぎ、連携を取り治療などがスムーズに出来る環境を整えていくのも看護師です。

 

患者さんの問題点を病気だけに限らず大きく包んで看護ケアをしていくのが【スピリチュアルケア】なのです。

 

 

病院でスピリチュアルケアをするのはなかなか難しいものがあります。

 

私は病院を離れて4年経ちました。病院を退職してから、本当の看護とは何か?を模索し始めました。

そして、院外で本当に病気で辛く悩んでいる方に看護師としてスピリチュアルケアを提供したくて

どうしたらいいのか?考えては悩みムズムズしていました。

 

でも、私に出来る事はやってみようと思い活動を始めました。

【痛みケアサロンテレサ】を開設しました。

詳細は各リンクよりご覧下さい。

 

また、次のブログでも痛みケアサロンテレサについて詳しくお伝えしていこうと思います。

 

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痛みで悩んでいるかた、癌疼痛や外傷、神経性疼痛、等に限らず、上記のようなお悩みを抱えていらっしゃる方、また、そのようなご家族がいらっしゃる方はぜひ、ブログを引き続きご覧下さい。