あと2週間ほどで息子が入寮します
既にルームメイトは決まっているのですが、何度かZoomミーティングをしてお互いの紹介をしたり、部屋の取り決めなども話し合っています。
息子も新しい仲間たちと会えるのを楽しみにしているようです
それまで私も息子と一緒の時間を過ごせたらと思い、今日は息子の運転で近くのコーヒー・ショップへ行ってきました
ここのコーヒー・ショップのラッテが、とても美味しいのです
実は昨日まで雨降りだったのですが、今日はまた天気が回復したので、外で座ってもとても気持ち良かったです
ここのコーヒー・ショップはクレープも有名なので、息子はラズベリー・ソースのクレープもオーダーしました
一口だけもらったのですが、ラズベリーのソースがホームメイドのようで美味しかったです
私はあんまりお腹が空いていなかったので、クレープはパスしました
さて話が少し逸れるのですが、、、
何年か前のことです。
私の勤める病棟に20歳くらいの男の子が抗がん剤治療のために入院していました
いつも男の子のお母さんが病院に訪ねてきたのですが、そのたびに2人で病棟の廊下を一緒に歩いていたのです
入院中は病室にばかりいるのではなく、こうやって病棟の廊下を歩いたりすることを推奨しています。
(これって手術後の患者さんにとっては、特に大切なことです)
この親子のことで私がとても印象に残っていることが、2人で病棟の廊下を何度も往復しながら、いろんなことを話していたことです。
男の子が入院している間、お母さんは毎日のように訪ねてきて一緒に歩いていたのですが、いつも話は尽きないようでした。
もちろん大変な抗がん剤治療の入院中、男の子にとってはお母さんといろいろ話すことは気も紛れるし、とても良いことだったと思います。
でもその時、彼らを見ながら私も将来息子とこんな風にオープンにいろんなことを話し合える関係になりたいなと、とても微笑ましく思ったことを覚えています。
そしてあれから何年も経った今、息子も成長して、お互いにいろんなことを対等に話し合えるようになりました。
これから始まる大学生活のこともそうですが、今問題になっているアフガニスタンのことから(私も知っている)息子の友達のことまで、、
とにかく話題は尽きません。
そして話をしながら息子がこんな考えを持っていたのか、と逆にハッとさせられたり、反対に私の方が学ばさせることもあります。
さてコーヒー・ショップを出てから、息子が実は家の近くに最高に見晴らしの良い場所があるんだと言って連れていってくれました
それで舗装されていない裏道をしばらくドライブすることに。
私はいつも街の方しかいかないので、家の近くにこのような自然がいっぱいある場所があったとは驚きでした
ちなみにこの道、夜に通ると非常に不気味なのだそうです。
(息子が以前に撮った)写真を見せてもらいました
確かに変な人でも出てきそうな雰囲気です
この木の一つに誰からスプレー・ペイントでいたずら描きをしたらしいのですが(右側の木です)、、、分かりますか
ちょっと拡大してみました分かりますか
夜に観たら非常に気味が悪かったんだよ~と言っていました。
この時、他の男の子の友達3人でドライブしたそうなのですが、このスプレー・ペイントの絵を見て、みんな怖くなって叫んだそうです
そんな3人の姿を想像したら、笑えました
さて、しばらく進むと広い道が見えてきました
丘(というか山)の頂上に行きましたが、そこから街全体が見渡せる場所(View point) がありました
写真だとなかなか壮大さが伝わらないのが残念ですが、きっと夜には家々の灯りがともって綺麗な景色になるのだと思います
オレゴンはクリスマス・ツリーの生産も有名ですが、ちょうど小さなクリスマス・ツリーが育っていました
楽しい時間を過ごすことができて良かったです
ちなみに息子は先週でサブウェイのアルバイトも一旦辞めることになりました。
また来年こちらに帰郷したときに雇ってもらうかもしれない、とのこと。
一応アルバイト最後の日、息子から私の好きなブレックファストのサンドイッチを作ってもらいました。
美味しかったです
いよいよ2週間後、LAに向けて出発です
ピックアップに寮で使う荷物をたくさん乗せて、約15時間のドライブです~