ナース感謝週間 これからのこと

実は今週（5/6～5/12) は「Happy Nurses Week」なるもので、我が病棟でもいろんな催しが行われています

今週は毎朝、病院近くのレストランの方たちが私たちのためにブレックファストを作ってケータリングしてくれます

昨日は美味しいブリットーをいただきました。

もちろん食べるのに夢中で、写真には撮りませんでした、苦笑

そして今年も我が病院のナース労働組合から、カードとスターバックスのギフトカードが送られてきました。

毎年この時期になると、映画のチケットだったり、ちょこっとしたギフトが送られてくるのです

ありがたいことです

さて、今週受け持った患者さんの中に現役のナースの方がいました。

彼はPsych RN、精神病棟に勤めるベテランナースでした。

昨年の暮れに体調不良を訴えて、病院で検査したところ、急性骨髄白血病と診断されました。

それで早速、抗がん剤治療が行われましたが、その後まもなく熱を出して感染症にかかってしまいました。

すぐに抗生物質の治療が行われて、その後は体調もそして抗がん剤で低くなってしまった血球数も回復したのですが、今回また新たに別の抗がん剤治療が行われることになったのです。

私が受け持ったときは、彼の血球数はまた著しく低くなっており、そして発熱もありました。

免疫のない患者さんの発熱は命取りです

また感染症の心配があったので、早急に血液培養のテストをして、抗生物質の投与が始まりました。

そして赤血球と血小板を回復させるために、輸血も何度か行うことになりました。

しかし輸血を何度もしても、なかなか彼の血球数は回復しませんでした。

そのため今週は、この患者さんに輸血が毎日のように行われることとなりました。

この患者さんは、現在60歳。

あと2、3年したら退職する予定で、あらたに第二の人生を楽しむぞというプランを建てていたそうです。

それなのに思わぬ形で病気になってしまって、

「こんなつもりじゃなかった。」

とつぶやくように何度も口にしていたのが、とても心に突き刺さりました。

話は少し逸れますが、私の友達のご主人も、退職してからまもなくガンが見つかってしまいました。

すぐに治療が始まりましたが、その後合併症になってしまい、現在も病院で入院中です。

病気と戦っているご主人が一番大変な思いをしていると思いますが、でも彼の病気によって家族全員の人生も180度変わってしまいました。

友達はご主人の側に付き添うために、毎日病院に通っています。

今回の患者さんだって、何十年も働いた職場を退職した後の人生プランをいろいろと考えていたと思うのです。

もちろん「病気になる」ことなんて、予想だにしなかったことでしょう。

私もそうですし、きっと誰でもそうだと思います、、、

でも人生、本当に将来何が起こるかなんて誰にも分かりません。

実は先日、ダンナとこれからの人生プランについていろいろと話し合いました。

（と言っても、夕食時にカジュアルに話しただけのことですが、笑）

お互い、いつ退職するかということも話し合いましたが、とりあえずはカリフォルニアに進学する息子の大学卒業までは働く、ということになりました。

でもその時に

「もし私たちのどちらかが、病気で倒れたらどうする」

ということも話に登りました。

もちろんその時は具体的な答えなどは出ませんでしたし、なったらなったで対応するしかない、という結論になりました。

本当に人生、自分が思い描いているように進めば一番良いのですが、、、でもこればっかりは分からないですね。

今はこの患者さんの治療がスムーズに行って、また前のように元気になって退院できるといいな、と心から願っています

さて、先日トレーダージョーズへ行ってきたときに、見つけたマドレーヌ。2.99ドル。

コーヒーと一緒に食べてみましたが、なかなか美味しかったです

実はマドレーヌ型をアマゾンで買ったので、今度は自分でも作ってみたいと思います。