本日(30日)の沖縄県の新規感染者は80名、宮古島は4名と少し下がりました。

それでも県立宮古病院のコロナ病床は満員、その多くが高齢者とのこと。他人事ではなく心配です。

宮古島での急速な増加の一因として「選挙」が考えられるかもしれません。

17日に宮古島市長選挙がありました。沖縄医師会も「選挙にともなう人の交流で感染が広がった可能性がある」との見解を記者会見で示しています。

さらに選挙を戦った両陣営が勝った方は祝勝会を、負けた方は残念会をひらいていたとのこと。どちらかは不明ですが、この打ち上げで7人が感染したそうです。あきれてしまいました。

実は2月には浦添市長選挙、4月にはうるま市長選挙が予定されていますが、同様のことが無いことを祈ります。

宮古島だけがクローズアップされていますが29日の発表では、沖縄県内のここ1週間(22~28 日)の人口10万人当たりの新規感染者は42.01人で、東京の49.43人に次ぐ全国で2番目に高い数値です。3番以降は千葉38.25人、神奈川35.41人、大阪31.36人といずれも首都圏、大都市圏です。それを考えたら沖縄県独自の緊急事態宣言の延長が決まったのも無理は無いことかと。  

春の選抜に沖縄からは具志川商業が「21世紀枠」として選ばれましたが、彼らがあこがれの甲子園で無事にプレーできるか不安にもなります。