次の日、朝起きてもまだピンク色のおりものが出ていた。
早速ネットで検索。
良い方で信じると着床出血。
逆でいくと、流産または何か（ネットにいっぱい出てくる情報はざっくり省略で）問題がある。
自己判断はせず、お医者さんに行くように、と書いてあった。
お昼ぐらいになったらさらに量が増えた。
いよいよ心配になってきた。
夫に打ち明けた。
昨日の浮かれっぷりからのどん底へ。
産婦人科は女性の先生が良い。
そこは夫も私も同じ。
電話すると予約は１週間先までいっぱいだと言われた。
でも妊娠検査薬がポジティブで出血があるから出来るだけ早く診てもらいたいと伝えると「妊娠中で出血がある場合は救急外来で来てください」と言われた。
救急って。。。
そんな大ごと？！とパニックになり、夫と共に救急外来へ行った。
専門医ではなく、とりあえず救急担当の男性医師に診てもらうことになった。
昨日からその時までの出血状態を話すと、とりあえず妊娠してるかどうか血液検査をして、もしポジティブなら専門医の元へ行って詳しく診察をするということになった。専門医は女性医師は予約でいっぱいいっぱいだから、男性医師だという。
当然ながら救急ではドクターを選べない。
救急に行っている時点で、私の中では覚悟が出来ていた。
男性医師でもかまわない。
とりあえず赤ちゃんが元気に無事であることを確認したい。
着床出血ですよ、だから心配しないでって医師から聞きたい。
それだけだった。
でも夫は違った。
こんな状況でも屈することなく女性医師を強く要求。
出来る限り女性医師の元へ行けるようにする、とその救急の医師に言わせるまで引かなかった。
２時間後、血液検査の結果が出た。ＨＣＧ ６５８。
超初期ではあるが妊娠は妊娠。
夫の強い要望どおり女性医師の元へ送られ診察を受けることに。
エコーと内診をするも何も見えなかった。
今５週だから正常妊娠でも見えない場合があると言われた。
そして花に例えられ、種から育てて花を見るまでには時間がかかるでしょう、だから待つしかないの、と言われ、さらに
正常妊娠は８５％、残り１５％は何らかの理由で出産までこぎつけない。もし今回ダメでもまた次に期待すれば良い。
・・・と。
何でこの先生、そんなこと言うんだろうと思いながらも
その時はまさか私が子宮外妊娠をしているとは疑っておらず、もしかしたら流産してしまう、だからあまり期待しすぎないで、と言われているのだと思っていた。
出血があっても何でもそのまま安静に過ごし、２週間後の予約を取って帰ることとなった。