前回に続きFile②後編は

hinazoさんの作品紹介です。

何処から見ても近寄っても離れても

全部凄いので、ブログでは伝える事が出来ません。

と、先にお断りをしておきます。

実物を見れる機会がある方は絶対に見に

行ってください。

それはきっと人生の財産になります!


アンティーク雑貨が所狭しと並べられている

お店ですが寄りで撮るとミニチュアだと

分からないほど精巧です。

開放感のある大きな窓からの内装が

ミニチュアファンの心をくすぐります。

観ているだけで優雅な時間が流れます。

こちらは教会の作品。ライトが仕込まれていない

のですが屋根を骨組み設計にする事で

明かり取りをして工夫されています。

奥行きのある作品で神聖な雰囲気も感じられます。

一つ一つの木の加工の精巧さに職人の技が。

聖書を片手にゆっくりと眺めたい作品です。

珍しく食べ物モチーフの作品でパン屋さん。

ご本人は苦手とおっしゃっていましたが

とても美味しそうでした!

パン以外の小物も素敵でした。

そして、新作のバイクのあるお部屋の作品。

こちらの作品も写真だけではミニチュアだと

分かりません…まず、バイクの1パーツから

作られています。プラモデルでは無くです。

塗装の質感の仕分けから信じられないですよね!

奥には男性らしい小物達が並んでいます。

その一つ一つの精度が高く写真に納めたかった

のですが、全ての作品にカメラが接近する事が

怖くてあまり接写が出来ませんでした。

自分のだったらめちゃ寄るのですが流石に…

小物達の写真は是非hinazoさんのSNSで

見て下さいね!

奥を見上げるとお洒落なライト。

空間の作り方まで素敵でした。

この作品について話していただいたのですが

ピアノの修復師を通じて知り合った方々から

影響を受けた部分もあるそう。

確かに作品作りは環境や知識によって

生まれる事も多いので自然とインプットされる環境

で日々過ごされている事は貴重ですよね。

続いてはこの作品ですが

前回の記事のストーブの作品の右側にあたります。

私はこの作品が一番好きなんです。

緑と音楽と木の温かさと生活感。

そのまま住みたい空間です。

今までも十分木工にこだわっていたと思うのですが

こちらの作品からより木工にこだわるようになった

とhinazoさんは話されていました。

(まだまだギアを上げる恐ろしさを感じました)

ピアノ工房の作品は修理をしている光景や

それを彩る雑貨屋工具が所狭しと

散りばめられていました。

演奏される方も感情爆発しそうです!

工房ロゴもお洒落ですねぇ

ピアノの修復師という職業の誇りと

気高さを感じる事の出来る作品です。

ちょっとしたスペースにある

暮らしも感じられて見ている人を楽しませてくれます。

普通に置いてますけど、このクオリティの小物を

作るのにどれぐらいの時間が掛かっている事か…

こちらの修理の光景は、もう職人さんじゃないと

分からないですよね!こうやって修理されてるんだー

と作品から勉強させて頂きました。

ピアノの中まで妥協なし!

壁と天板にも沢山の細工と仕掛けがありました。

光が入りやすい様に台座と天板をずらした構成に

立体的な格子にする事で見た目も楽しませて

頂きました。デザインと効果を考えた作りで

素晴らしかったです。

ほんとうに楽しい時間で、hinazoさんの

ミニチュアアートの原点を少し知ることが

出来た様な気がします。

hinazoさんは保護ネコも飼われていて

お家には猫ちゃんがいます。色々な場所に隠れていて

声だけ聞こえていたのですが、探してみると

目が合いました。可愛いー(近寄るな感!)

今回はイシバシエレクトロニクスさん

hinazoさんのアトリエ訪問とお話をお伺いしました。

是非お二人のSNS、イベントで多くの作品に

触れて頂ければミニチュア作品に対してに概念が

大きく変わると思います。

ブログを見ていただき有難うございました。

それでは何方かのFile③でお会いしましょう!