Paris SOS

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パリでの主婦・学生生活

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初めて書くブログ記事がテロのことになるとは思いもしませんでしたが、パリ在住の日本人として力強くフランスをサポートしたいと思います。


事件のあった金曜日の夜、私たち夫婦は家にいて、普通に夕飯を食べ、ワインを飲みながらまったりしておりました。
するといきなり、旦那さんの携帯に『パリで銃発事件』というフランスのニュース速報が届き、訳が分からぬままあっという間に死者129人・負傷者300人以上の事件へと発展してしまいました。

何が起きてるのか分からないという状況は、東日本大地震の起きた夜に似ているものがありました。
メトロも道路も閉まってしまったことにより、事件後多くの人が家に帰れず、情報もないまま、みなただただ連絡を待つのみでした。


月曜日の今日、ISが「このテロはほんの始まりだ」という声明をだし、ひとけのない悲しみに包まれているパリに出向かうのはやはり少し足が重いです。

しかし、東日本大地震が起きた直後の何事もなかったかのように町へ繰り出す日本人の姿を思い出し、今パリに必要なのは活気と団結力であると確信しました。


最後に、マドンナがストックホルムで行われたショーで行ったスピーチが響いたので一部を抜擢して紹介したいと思います。

「ショーというのはそもそも、人生を祝福するために行うもの。
そして自分の権利のために、自分の信じるもののために。
でも今日はライヴをするのがすごく辛かった。
昨日起きたことが頭から離れなかったから。
だから今、昨日起きた悲劇について、殺害について、パリで無慈悲にも尊い命を奪われた人達がいたことについて語っておきたい。
今日1日中気になって仕方なかったから。ライヴをするのが本当に辛かった。
色々な意味で私の心は引き裂かれていたから。

愛する人を亡くして涙を流している人達がいる時に、なぜ私はステージに立って踊って楽しんでいるのかしら?そんな疑問が頭を埋め尽くしていて。

だけど、それが彼らの狙いなの。

彼らは、私たちを黙らせようとしている。だけど、彼らにそんなことはさせない。
絶対に、そんなことはさせない。

なぜなら、私たちには結束の力がある。
パリだけではなくて、世界中で起きている、カオスや、苦痛、無慈悲な暴力、テロ以上に、世の中には、善良が存在すると信じている。

そして私たちは今ここに、それを証明するために集まっているの。

私は今日のショーを本当はキャンセルようと思ってた。だけど、彼ら(IS)にそれを手渡してしまうわけにはいかない、と思い直した。
彼らに、私を止めさせるわけにはいかない。
そして、私たちを止めさせるわけにはいかない、と。
自由を楽しむことを。昨日人が殺された場所はすべて、人々が楽しんでいた場所だった。レストランで食事をして、歌を歌って、踊って、サッカーの試合を見ていた場所だった。
もちろん私たちはそれを当然のことと思っているが、当然のことと思うべきではないのかもしれない。
でも、私たちは一生懸命生きているのだから、それを楽しむ権利がある。世界の誰にも私たちが愛することを止めさせる権利はない」


英文と映像はこちら:http://www.rollingstone.com/music/news/watch-madonnas-powerful-speech-about-paris-attacks-at-stockholm-concert-20151115